ライドシンバルの位置に悩むセッティングこじらせドラマー
こんにちは。ドラマーのひこです。
さて、ドラムにはたくさんの楽器があります。
その中で、ライドシンバルというシンバルの中でも重要なシンバルをご存知でしょうか。
先日のライブにおいては、こちらがライドシンバルです。
この写真では切れちゃってますが、この時はこちらにセットしてますね。
まずは名前の由来から。
ライドシンバルというのは、その名の通り、ライドするシンバル。
ライドするというのは、日本語でいうと、ノるってことだと思います。
ノリや、ノってるとかも、日本語ではないかもですね😅ま、雰囲気は伝わるかと。
USJの乗り物とか、たいてい○○ライドっていう名前がついていると思いますが、そのライドと同じライド(Ride)です。
ドラムの歴史の中でも、ライドシンバルが一番歴史が古いと思うんですよね。
勿論見てきたわけではないので、絶対そうとは言い切れませんが、ふるーい音楽のドラムに注目すると、基本的にライドの音が、ドラムの中で一番前面に押し出されて聴こえます。
そんなライドシンバル。基本的には20インチ以上なので、一番デカいです。
そのライドをどこにセットするかで、結構ドラムの雰囲気が決定づけられると思うんです。
スタジオとかでも基本の4点セット。
ライブハウスとかでも、基本的にはこの写真の様なセットです。演奏者から見て右端にライドがセットされております。
ただ、実際は、このまま使う人の方が少なく、
このように、タムを一つ外して、3点(バスドラ、ラックタム、フロアタム)にして使う方が大多数かと。
そして、モダンなドラマーがよくやる、モダンセッティング(っていうかは知らんけど)なるものもあります。
真ん中のデイヴウェックルが一番わかりやすいかな。
ライドを、低い方のタムにかぶる様にセットしております。
ちなみに冒頭の僕のセットも、このモダンセッティングです。
世界のレジェンドがこのセッティングを採用しているからには、なにか決定的な理由があるのではと思いますが、タムに被っている分、ベストな位置にセットするのが意外と難しく、数センチずれただけで、うまく叩けなかったりします。
あと、初めてこのセッティングで叩いた際、腕がだるくてパンパンになった記憶があります。
純粋にやりやすいというよりかは、憧れでやってるけど、実際は色々悩ましい・・がほんとうのところですかね笑
ちなみに、「それもう絶対叩きにくいでしょ・・。」と思わざるを得ないけど、衝撃的でかっこいい・・・っていうこんなセッティングもあります。
真似したことあるけど、そもそも手がシンバルに届きませんでした。
届く様にセットしたら、タムに被りすぎて、タムが叩けません。
動画見ていても、どう見ても各楽器を(特にタム)まともに叩ける様には見えないのですが、超絶に叩けています。今でも不思議。。
どうセットするかは自由なので、色々ためして面白い反面、悩み出すと沼にハマってしまうんです😅
こういうの延々と考えてるの、ドラマーくらいだと思うんですがね。
しかも、これまた面白いのが、この話、ドラマー同士だと、あるある話として共有できるんです笑
ギタリストも、エフェクターの組み方とか色々あると思いますが、あまりそのことについて情報共有したりとかは見たことがありません。
ドラマー同士は、結構、「ライドってこの感じがいいよね。」とか、「タムの角度が渋い」とかワイワイ言ってたりします。
さて、長々と書きましたが、答えはいまだ見つからず。まぁ、引き続き色々試しますかね。それではまた。
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