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古代文明のはじまりは、暦と占星術
わたしは今、占いの視点から日本史を読みとく作業を進めています。占いの種類は世界に300種以上あるそうですが、わたしがもっとも惹かれている占術が、「宿曜経」(すくようきょう)です。
平安時代に唐に留学した空海が持ち帰った経典のひとつですが、経典は現存していません。一子相伝の密教であることから、宿曜もペーパーでなく口伝で遺されてきました。
秘法中の秘法と言われているゆえんです。当然、空海の伝えた宿曜の解説書は遺されていませんが、わたしは昭和58年(1982)初版の、「宿曜経二十七宿占星法」(小峰有美子著)を手引きに学んできました。
わたしは「人間は何度も生死を繰り返しながら生まれ変わる」という、インドのバラモン教の訓え、「輪廻転生」(りんねてんしょう)を信じていますが、宿曜の「三・九の法」で自らの輪廻を立証しています。
わたしの生まれた本命宿(命宿)は壁宿で、前世につくられた宿(業宿)は鬼宿、前世の因果によって生を受けた入り宿(胎宿)は房宿で、これら三つの宿がエンドレスで回転しています。
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詳細は煩瑣になるので省きますが、生きる指針を求めるためにも、納得できる内宮です。
全生命の記憶媒体をあらわす、「ゼロポイントフィールド仮説」(量子真空)とも相似点があります。
これからは、宿曜の「三・九の法」鑑定にも注力していこうと思います。
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