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訪問看護〜特訓編①〜

「その心は?」

今でも幻聴のように聞こえてくる言葉の1つ。

毎日毎日学生の頃の実習のような日々が始まる。
朝のカンファレンスでは各患者毎に何をしてくるか?
を皆の前で発表。そこで言えなければ考え直して管理者に伝える。

午前の訪問を終え事務所に戻ると
管理者の隣に僕の指定席が用意されている
まず午前の報告を行う

午後も同様に
事務所に戻り指定席に座り報告を行う

報告では患者の状態、家族の状態など見て・聞いて・感じた事全てを伝えた。その後、アセスメント・方向性・次回何をしてくるかを伝える。

その時に毎度毎度言われていたのが
「その心は?」というセリフ
要するに「なぜアセスメントに至った根拠は?」「なぜそのケアをするの?」「なぜ本人or家族はその発言をしたの?その状態になってるの?」など
「なぜ?」を言語化させる為の愛の鞭…

これがマジでキツかった…。
管理者からOKが出る根拠を言えるまで
終わる事なの無い午前と午後の訪問後の振り返り。

んでも、これがあったから
今となれば何をするにも「なぜ、そうなのか?そうするのか?」を明確に言語化する習慣がつき、自然とそれを考えるようになっている。
むしろ、それが当たり前でしょ?ぐらいな感じ。

この頃から胃薬が手放せなくなる…笑


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