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訪問看護〜後輩指導編①〜

訪問看護を始めて3年目に突入した頃から
人生初の後輩指導を担当することになった。

その当時、私含め先輩勢が3人に対して新入職が3人、
プリセプター制で指導をしていくことに。

正直戸惑った。
何を、どのように、どの順番で、どのタイミングで教えれば・・・
など頭の中は????だらけ。
単独の訪問は難なくこなせるようになって来たが、
後輩を育てる(訪問看護未経験者)というのは超難題。
その時も解決のヒントをくれたのは所長だった。

「どんな看護師さんになってもらいたいの?」

​​これが自身の中で定まってからは悩まなかった。

どんな看護師になってもらいたいか?
これの答えは無限にあるが私の中では
「あなたが居るから安心」
と患者・家族・関係職種から思ってもらえる看護師。
このテーマは今でも変わっていない。

もし、私自身が訪問看護ステーションを立ち上げるならば
ステーション自体、スタッフ各々が
患者・家族・地域から安心して在宅生活のサポートを任せられる存在になり
またスタッフが安心して訪問に行ける
そんな集団になりたい。

そんな初めて指導をした後輩は
ケアマネから「いい看護師ね」と評価してもらえる程に成長し
5年経った今でも当時の職場で訪問看護を続けている。

自分が関わった人が場所はどこになっても
訪問看護を続けていてくれたら嬉しく思う。

次回は「初めての後輩指導は何をしたのか?」
など具体的なことを書いていきます。



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