98.敗れざる者
つぶやきではない、久しぶりの投稿です。体調も少しずつ戻り、三連休ということもあっていろいろできました。体調を崩して以来、最近の休日はゴロゴロしていたため、この三連休は冬支度や掃除、家族での外食など家族孝行が中心でした。
その中で、半日、自分のやりたかったことをやらせてもらいました。それは映画を観に行くこと。大好きな踊る大捜査シリーズの最新作「室井慎次 敗れざる者」が公開になったのは知っていたのですが、前述の通り体調不良で行けませんでした。この三連休でようやく行けることに。
踊る大捜査シリーズは、学生の頃に始まり数作の映画版も含めて全て観てきました。当時は、織田裕二さんが演じる青島刑事と同じコートを買って着ていた(お店の人が言っていた)くらい、とてもハマった作品です。
柳葉敏郎さん演じる室井慎次もまた魅力的なキャラクターで、警察を舞台に様々な事件や、警察内部の問題に向かっていく姿がとてもかっこよかった。今作はいままでのような警察官僚としてではありませんでしたが、室井さんの人間性が溢れ出る、とても感動的な作品でした。詳細はネタバレになるので書けませんが、「その人(室井さん)のような大人になりたい」という、劇中にあったセリフに共感。思わずうるっとしてしまいました。
青島刑事や室井さんみたいな信念を持った大人になりたいと、ドラマを見ながらぼんやり思っていた自分は、そのような大人になれているのか、と反省。当時の自分が今の自分を見たらどう思うのかな、など様々な想いが湧きあがりました。また、劇中にはドラマシリーズや映画作品のシーンが数多く出てきてとても懐かしかったです。友人と一緒に見ていた当時の記憶が蘇り、甘酸っぱいというか、切ないというか、なんともいえない感情が込み上げました。同時に、あまり言いたくはないですが、年齢を重ねたなという、現実も感じました。
作品は二部作ということで、今回は前半。内容も状況説明が多く、次回作品「室井慎次 生き続ける者」が後半となっています。11月15日公開とのことで近々また観にいきます。しばらくはこれを楽しみに頑張れそう。
ところで、映画が終わって映画館を出る時に気づいたのですが、観客の年齢層が高いことにびっくり。自分が一番若いのではないかというくらいで、50代後半から60代後半ぽい方が多いこと。また、全員で4,50人くらいだったのですが、8割以上は女性でした。やはり室井さんの渋さは女性ファンが多いということでしょう。
今回の映画を観て、改めて踊るシリーズを観たいと思いました。時間ができたらまずは「容疑者 室井慎次」を観たいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪