コンビニのコピー機に見る残酷な社会の仕組み【格差が広がっている】
こんにちは、hikkyです。
私の住んでいる札幌では「定額給付金がまだ入らない」とボヤいている方が、未だに見受けられるのですが。
全国的にもそうなのでしょうか?
私は5/25頃に申請様式が届き、即日返送し、6/17に給付を頂いていました。
コロナショックで多くの人がマイナス影響を受けた、あるいは受けている最中ですが、逆にプラス影響を受けている層もいます。
例えばコンビニのコピー機。
定額給付金を郵送で申請する場合、本人確認書類と通帳のコピーが必要でした。
5月末頃はどこのコンビニに行っても、給付申請用のコピーをとっている人を見かけました。
「コピー機のメーカーは儲かっただろうなあ」と思いながら見ていました。
ご存知の方も多いと思いますが、オフィスやコンビニなどに置いてあるコピー機は、リース契約の【基本料金+使っただけ払い】になっていることがほとんどです。
出力するだけのプリンターとは違います。
社会人になりたての頃は、そんな違いがわからなかったので、コピー機でなんでもかんでも印刷して、経費を管理している上司に怒られました。
話が逸れましたが、日本の全人口1億2000万人が1枚10円のコピーを2枚ずつとったとしたら、24億円ですからね。
オフィスのコピー機は動いていなかったかもしれませんが、少なくともコンビニのコピー機の売上は間違いなく爆増したでしょう。
経済を気にしている方はご存知だと思いますが、コロナショックで多くの人にマイナス影響が出たにも関わらず、日経平均株価は下がっていません。
なぜか。
『景気が悪くなった』と国民や諸外国に思われてしまうと、政府の沽券に関わります。
日銀が上場株を大量に買い込んで、ムリヤリ株価を支えているんです。
その額、実に12兆円。
桃鉄でもなかなか見ない額ですね。
そんな流れで、収入や売上が減って苦しむ人が多数いる一方で、上場企業にはお金が流れ込んでいる。
『格差が広がっている』ということです。
大多数の人にとっては『コロナショック』。
ただしお金を持っている人にとっては『コロナバブル』です。
ただし「何かがねじれている」という感覚を持つと思います。
「いよいよ経済崩壊待ったなし」になった時に、あの人がどうするのか。
…ということに注目している人が多いわけですね。
コンビニのコピー機の稼働が爆増していることから、格差が広がっている社会の仕組みの話を書きました。
何気ない光景にも、想像を膨らませ、思考を巡らせるヒントは隠れています。
想像と思考は人間の特権です。機械にはできません。
これからの時代を生き抜くために、想像と思考を大切にしたいと思います。
ここまでご覧頂きありがとうございました。
またご覧ください!!