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息苦しかった女子校生活

中学に入学しました。

女子校でした。

新しい環境にもすぐに馴染めて、最初は良かったのですが、これが後になって、後悔する事になったのです。


私は、女同士の会話とかが全くダメ。(~_~;)

休み時間に一緒にお手洗いに行くとか、一緒にお弁当を食べるとか…

そこに何の意味があるのか、理解できない🙄

「一緒にお手洗いに行くなんてバカバカしい」と思っても、彼女たちにはそれがあたりまえ。

最初、自分を押し殺して生きていましたが、だんだんと息苦しさを感じるようになってきました。

「女子ってめんどくさ〜い😣ってつくづく思います。

この時はまだ自分がスターシードだなんていう自覚はありません。

小学校の頃も友達は少なかったけど、男子と遊んでるほうが楽しかった記憶があります。

こんな環境で親しくなったのは、
「男子みたいにふるまう女子」

宝塚の男役みたいな女子…


自分自身、
「女子ってめんどくさ〜い😣」とは言っても言動や外見を男子みたいにするのは抵抗がありました。

私が仲良くしていた子は、
自分の事を「俺(おれ)」って言って髪型から振舞いまで完璧に男子のクラスメート。

ただ彼女(彼⁉︎)は、運動部で、いつも同じ部活の子とお弁当もトイレも一緒に行動。

そのため、部活をやっていない私はその集団には入れない。

もし仮にその集団に入ったとしても、
私は集団行動はダメなので、彼女達とは続かなかったはず。

“ここでも自分の居場所は見つからない😔”

悶々とした日々を過ごしていました。

この頃の私にとっての楽しみはというと…

ひとつは読書。
電車通学していたので、往復の電車の中ではずっと本を読んでいました。

学校の図書室は高校と共用だったので、中学生が読むには少し難しいような本もあってとにかく図書室には通い詰めていました。

昼休みはクラスメートと一緒にお弁当を食べるのが苦痛なので、さっさと食べ終えて図書室へ通うのが日課。

読んでいたジャンルは小説からノンフィクションまで多岐にわたっていましたが、一貫していたのは海外の作品しか読まなかったことです。

なぜか日本の歴史や小説には全く興味がありませんでした。

今考えると、島国の閉塞感が息苦しく感じていたのでしょう。

これは現在も同じ。

もう一つ夢中になっていた事はピアノ。

後になって私は全く音楽が好きではなかった事に気付くのですが、当時はピアノに熱中していました。

私は、とにかく人と関わるのが苦手でした。
ピアノを弾いてるときは、誰とも関わらなくていいから。

これが、部活をやらなかった理由。

部活って、先輩の言うことに絶対服従みたいなイメージで、自分には到底無理。

学校生活って、刑務所と似ています。

同じ服を着せられて、

開始と終了には合図のベルが鳴って、

先生の言う事を黙って聞いてみんな同じ事をやる。

規則を守らないと罰がある。

ホント、学校と刑務所ってよく似てるなぁって思います。

こんなふうに考えるのは私だけでしょうか?

授業だけでも退屈で窮屈な思いをしているのに、放課後まで部活で上から命令されて集団生活するなんて、スターシードにはとても耐えられない‼️

そんな理由から、自分の身を守る為だけに、無意識のうちにピアノに向かっていたのだと思います。

ピアノを弾いていたら、人とは関わらずに済みますから。(笑)

つまり、“ピアノに逃げた”って事です (^_^;)

そんな訳で、音楽の才能も無いのに、消去法的に考えた結果、音楽の道へと進む事になってしまいました。
(後になって、この音楽の道に進むことが毒母の思うツボだったと気づきます。それについては別の記事に書きます。)

中学からは、
音楽学校へ進学するため、大学の先生のレッスンを受け、入試のために声楽やソルフェージュ、語学のレッスンにも通う事になり、それなりに忙しい生活を送っていたので、友達と関わる事も少なくなり、その点では目の前にあるやるべき事だけに集中できたので、余計なことを考えるヒマがなかったのは救われました。

今振り返ってみると、こうやって無意識的に身を守っていたんだと思います。

こんな感じで、息苦しい女子校生活を何とか乗り切り、高校を卒業。

音楽学校へ進学しました。



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