毒親からの解毒 #3 新しい自分を作る
解毒するのにやったこと……
それは、毒に侵されていないもう一人の自分を作ることでした
新しい自分を作る
新しい自分を作るために、名前を変えました
名前を変えるとは、日常生活のシーンで使う通称名を持つこと
つまり、”親から付けられた名前を捨てる”
親がつけた名前は親から何十万回も呼ばれています
計算してみると…
1日20回呼ばれたとして
20回×365日=7300回
20歳までだと、
7300回×20年=14万6,000回
実際にはこんなものではない!もっと多い
言葉は言霊と言って、目には見えなくても心や脳に影響を与えます
親からネガティヴな言葉をずっと浴びせられていると、それだけ心に悪影響を受けています
親が子供の名前を呼ぶ時、
憎しみを込めて呼べば子供の心と脳を傷つけます
言霊のパワーは、目に見えない世界を信じていないと理解できないかもしれません
しかしそんな人でも、
心は形がなくても、人の気持ちが存在していることはる理解できるはず
名前を変えると性格にも変化が…
通称を使い始めてから、初対面の人との出会うきっかけを作るのに積極的に行動するようになりました
それまでおとなしくて引っ込み思案だった性格が一変
新しい名前で行動することで、初対面でも堂々と話せるようになりました
親から付けられた名前を捨てる
私は、親からキラキラネームを付けられました
そのことで子供の頃から学校で冷やかされたり、いじめの対象になったり苦労しました
それが深い心の傷となり、長い期間引きこもり、人とコミュニケーションが取れずにいました
解毒を決意してからあらゆるシーンで通称名を使い、最終的に家庭裁判所に申立して、戸籍名を改名
それによって、毒親育ちでない本当の自分を確立できました
キラキラネームなど特殊な理由でない限り改名はハードルが高いですが、もう一人の新しい自分を作ることで解毒はスムーズになります
子供の頃から、何十万回と毒親から呼ばれた名前を捨てたことでそれまで抱えていた苦しみの多くを手放すことができました