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lyric

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本

運営しているクリエイター: 引田香織

鼻毛

簡単なことじゃ笑えないもちょっと簡単なことで笑いたいそんな簡単なことをって笑われて誰かの簡単な声で勝手にごまかされちゃたまらない笑え！神のまにまに惑星は滅亡へと向かういい加減にせい。世界のこの姿は黙ってた僕さ簡単なことじゃ笑えないもちょっと簡単なことで笑いたいそんな簡単なことをって笑われて誰かの簡単な声で勝手にごまかされちゃたまらない笑え！自粛自粛で塞いだ心の鼓膜パリリ息苦しくて外した白い憂うつ鼻毛を信じろ簡単なことで傷

なけなしの翼

恐れを知らぬ鳥たちが飛んでゆく空高く恐れに膝をつく僕の泥濘んだ吐息はどこへ痛みを知らぬ者たちが嘲笑う声低く痛みを知って泣く者を踏みにじる綺麗な素足架空の次元ならどんな毒も吐ける正しさを振りかざす君はだあれ誰もみな震えている誰もみな聞こえている心ごと壊れていくガラガラと今愛を忘れた者たちが人は人切り捨てる構う暇などあるものか偽善者の戯言め灯りを消しなさい胸の奥の部屋に小さな欠片がそっと疼く夜明け

Hurray ～明日への応援歌～

生きているうちしかできないこと笑ったり迷ったり生きているうちしかできないこと喋ったり歌ったり全部、同じだけ抱きしめてあげよう不器用な言葉でも愛を伝えよう怒ったり泣いたり悩んだり傷ついたりそんな、そんな毎日が命のメッセージ想ったり嫌ったり妬んだりうつむいたりそんな、そんな弱ささえあなたへの応援歌生きているうちしかできないことおいしいものを食べたり友達と旅行に行ったり生きているうちしかできないこと大好きな人に手紙を書

yae

遠い遠い水平線その向こうからやってきた長い長い時を越えて今この砂浜へまるくなったガラスの破片みんなゴミだと笑ったけど「こんなきれいな宝石はないわ」ああ魔法をかけよう形にすれば壊れてしまうそれでもいつか思い出せるようにそっときみの手のひらへほんとうの声が聞こえなくてうずくまってた晴れた朝細い道の雑草たちがクスクス笑ってたんだ風が吹くたび揺れる緑の名前なんてさ誰も知らないそっとただ光ってるめぐりめぐるときの中で生まれて消え

夏のまぼろし

夏の空　一番星　瞬いて消えてく伝った涙の跡　乾いた約束永遠を誓いながら　あの雲は流れる移ろう季節のよう　とどまることなく朝焼けに染まる頬　何でも愛したあなたに手紙を書こう　最後の稜線山の端に　川の音に　たどり着く朝露時間は愛の調べ　可憐なまぼろし美しいまぼろし（Come all ye fair and tender ladies）

The way to the light

今日もそれぞれの仕事お疲れさまみんな投げ出さずよく頑張ったね泣きたいときにはここへおいでいくつになってもそう言ってほしいよね今日もそれぞれの仕事お疲れさま家事も育児も大事な仕事悩むことだってうつむくことだって立派な仕事生きてるんだもの空っ風ひゅうひゅう心にひゅうひゅうぽつり問いかける「どうしてここにいるの」本当、嘘正義、悪強さ、意地悪優しさ、甘えなにが答えかわからなくなるそんな今こそ the way to the l

出演依頼

「予算が足りないのですが」申し訳なさそうな声色前置きが必ず添えられて今日も忙しく携帯が鳴る「あら！忙しくって何よりねぇ」嫌味を含んだ作り笑い称賛がひらひら寄せられて今日もこっそりと毒を盛られるヒールの高いパンプスがコツコツコツコツ競争勝ちたいんなら努力しろコツコツコツコツとにかくいい加減にしてくれ！わたしは可愛い人間都合のいいように値切るならいっそロボットはどう？取り扱いには細心の注意を払ってとびきり壊れやすいハートを持ってるのああ里