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コーチングについて

きっかけは、自身が代表を務める企業の経営に生かせないか?、と考えて、コーチングを学びはじめ、自分自身も受けています。知れば知るほど、奥が深く、汎用的であり、たくさんの人々の人生全体をサポートできるものだと感じています。
コーチングの学びのアウトプットとして、コーチングとは何かについて、noteにまとめていきます。

●コーチングとは?


コーチングとは、簡単に言うと、「それぞれの人が目的地(ゴール)を持ち、それに向かって生きるお手伝いをすること」です。お手伝いする人のことをコーチと呼びます。
多くの人は、明確なゴールを持っていませんから、一般的にはゴールを設定することからお手伝いし、さらにそれを達成することを手伝いします。

コーチは、皆さんのゴールそのものには介入しません。一流の営業マンになりたい、社会に役立つ商品を開発して世に出したい、オリンピックで金メダルをとりたい、など、人それぞれゴールは設定できますが、コーチはそれぞれのゴールに関する専門領域には関わりません。営業スキル、商品開発に必要な技術、金メダルを取るために必要な運動スキルやトレーニング方法などは、それぞれの専門家がお手伝いする領域です。

では、コーチは何に関わるのでしょう?コーチは、人のマインド(脳や心)の仕組みを理解し、その使い方に習熟し、それによって、人がゴールに向かって生きていくことをお手伝いします。コーチングとは、「人がゴールに向かって生きていくことをマインドの仕組みを使って支援すること」です。

コーチングとは

●ゴールとは?


ゴールという言葉は、一般用語としては「目標」のような意味で使われますよね?コーチングで使われる場合には、より詳細に2つのことを定義しています。ここ、大事です!

 ・本当にやりたいこと(=want-to) であること


第1に、ゴールは、本当に自分が心からやりたいことに基づいたものである、ということです。コーチング用語では、心からやりたいことをwant-toと呼びます。世の中には逆に、やらなければならないこと、自分がやりたいわけではないのだけれどやらねばならないことがたくさんありますよね。
たとえば自分が意義を感じない、仕事に対するノルマのようなものもあります。それはコーチング用語ではhave-toと呼んでいます。世の中、have-toなことはたくさん存在しますし、なんらかの方法でこれをこなしていくことも生きていくうえでは大切だったりもしますが、ゴールはこのhave-toではなく、純粋にwant-toに基づいたものでなくてはなりません。

 ・現状の外であること


第2に、ゴールは、現状の外に置くものでなければいけません。
ここで言う「現状」とは、今現在だけでなく、今の延長線上で実現されるであろう未来も含めています。現状の中にいる自分には見えない、やり方も分からない、それがコーチングで言うあなたの「ゴール」です。

つまり、ゴールは、今はまだやり方さえも分からない現状の外にあるのだけれど、確かにやりたいもの、でなくてはなりません。
今の延長線上にないものや、達成するやり方が分からないものを自分ひとりで設定できるの?と思うかもしれません。まさにその通りで、そのためにコーチが必要になります。コーチが自分の頭を貸し、時間を貸し、脳と心の使い方の観点で支援することで、ゴールを設定し、達成することを手伝います。

ゴールとは

●コーチングの定義の補足


ところで、ここまでコーチングについて説明してきましたが、世の中には複数のコーチング理論がありますので、念のため、簡単に違いを解説します。

一般用語としてのコーチングの定義として、wikipediaには以下のようにあります。

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力に働きかけ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発法・育成方法論の仮説に基づいた手法の一つ。ただし、自己啓発セミナーに起源をもつと言うこと以外に世界的に合意された明確な定義は存在しない。

ここに書かれているように「世界的に合意された明確な定義は存在しない。」状況です。
皆さんが、世の中でよく耳にするコーチングは「共感」「傾聴」カウンセリング型に分類されるものかもしれません。これは「答えはあなたの中にある」が基本スタイルです。
一方、この記事で説明してきたコーチングは、「あなたの本当にやりたいことに基づいた、現状の外のゴールを設定する!」ことを基本にしています。現状の外にある以上、共感・傾聴していくだけでは設定することが難しく、マインドの使い方という観点で積極的にコーチが介入していくスタイルです。

同じコーチングという用語でも方向性が大きく異なり、それぞれの人が置かれた状況によって合う合わないもありますが、先が見えにくくなっている今の世の中で未来志向で生きていくには、本記事で解説したコーチングスタイルが適しています。

参考文献

本記事で紹介しているコーチングについてより深く学ぶには以下の書籍がおすすめです。

https://amzn.asia/d/1pmdiSK

最後に

私自身、コーチングの学習をしている途上ですが、本記事を読んで、コーチングに興味を持った方、コーチングセッションを受けてみたい方、セッションを受け付けています。
以下のページをご覧ください。


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