中学生時代~(前編)

■前回までのあゆみ~



中学校2年生の頃までは、まだ漫画家になりたいという夢を持っていました。

何かの賞に応募するでも、絵を描くでもなく、ぼんやりと、「漫画家になりたい」という夢だけを持っている状態でした。


しかし、クラスメイトの何気ないひと言で気付いてしまったのです。

「僕は、絵がうまくない」ということに。


それだけではありません。「絵がうまくないね」とさり気なく言われたことにより、多感な時期真っ只中だった僕は、絵を描くこと自体がものすごく嫌いになっていきました。


ちなみに大人になった現在では…

「たとえ下手でも基本が出来ていなくても、何かを作ることが好きだ。」
「デジタルの時代に、アナログである画材・文房具の質感や匂いに触れることが楽しい。」

と、やっと言えるような自分になってきました。


最近(2022年現在)では、「iPadでイラストを描く」など、アナログツールとデジタルツールの併用を経験してみようと思うようになったり…。

長いときを経て、自分の中にある心の制限や考え方も変わってきたようです。


さて、中学生の自分はというと…

もうしばらく、悩み苦しい時期が続くこととなります。

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日置 秀馬【shuma hiki】声優・ナレーター
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