対話が出来ない世代

これはあくまでも、私が時間や金に余裕がある趣味があるから起こること。一般の氷河期世代で、いい思いをしてきたバブル世代と対等に会話をしてきた人は実はあまりいないんじゃないか?

ちょっと前も60くらいでアーリーリタイヤすると言う男性と知り合った。趣味友は欲しいのでやり取りを始めたが、短い文章の中でも、私とは価値観が違うなと感じる部分が見られた。

60で早期退職して、日本中で旅して人脈を作るつもりだと言うのが、私にはとても気になった。(最初はネガティブに捉えたのではないが)

40過ぎると友達は極めて作りにくくなって来るのが、世間一般の認識だと私は思っている。あと、人のことは言えず失礼な話が、今は年長者ヘイトも高まって来ており、金があるとは言え60代の男性と友達になりたい人が、どのくらいいるのかと思った。

どれだけの魅力があるのかと思って会ってみたが、車中泊にしてもなんにしても、金を使わないと出来ないと言うのが私のその人に対する感想だった。

で、わざわざ酒蔵に買いに行ったと言う日本酒を開けて貰って、話をしていると、何となく自分が否定されたのだと感じたのかも知れないが、そんな事は医者に聞けと言うような話をネチネチとしてきた。後から思えば、あそこまで説明して分からない人間は今までいなかったし、分からない自分の方がバカだと思わないのかと言ってやれば良かったのだが。

私の感想では、その人の異様に高い自己肯定感は、下駄を履かせて貰った上で、肩書きなどから人に立てて貰ってきた物なんだろうなと。自分が好かれないと言う考えがないのは、社交辞令ばかり受けて来たからなんだろうなと。自分の立ち位置が、会社の立場や役職から作られて来たものだとはそもそも思ってないようだった。

後から、あなたがしてる事は、ファミレスのバイトの人に絡むような事でとてもダサいと言う内容のLINEを送ったが、読んだかどうか。

バブル世代でももっと地に足着いた感覚の人は沢山いると思うけど、仕事の金だけで財形貯蓄無しでアーリーリタイヤするような人間は、首絞めたくなるような人が多い(^_^;)。

これは男性同士で比較してもキツイものがあると思う。下の世界の事も知らずいきなり説教してくるような嫌な奴だと思ったが、金をばら撒けば今までそれなりにやって来れたと言う事。氷河期の同世代の男性でも、孤独感を抱えて生きている人も多いだろうに、金や権力があれば孤独感さえ消せるんだなと。

贅沢が好きそうなその人が、それをどこまで維持できるかは分からないけど。

ただ自分でも思うけど、こういう人と会う度に首を絞めたくなるような私の性格も損なんだろうな。私も若くはないが10歳も年上の人から見ると、まだ相手にされる感じはするので、性格はどうあれ金がある人と結婚したい女子とかなら、こういうタイプでも良いのではないか? と思う事はある。

私自身が下駄履かされて生きてきたような人間が好きではない、身の程知らずなんだとは思っているが、そうではない女性もいるだろう。


金さえあれば良いと言う男性と知り合いたいなら、金と時間に余裕がないと出来ない趣味をやるのは1番だとは昔から思っている。そして今回もまた、私のバブル世代への敵対心が強くなった。本当に知恵があって頭が良い人は、年齢問わずに1番好きなんだけどね

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