「界の軌跡」で「軌跡」シリーズデビューしたら知らない人の同窓会だった

　これまでのゲーマー人生で、歴史の長いシリーズ作品にあまり触れてこなかったわたくし。ここ数年のうちに、いろいろなシリーズを遊んでおきたい気持ちが高まり、今回は「軌跡」シリーズデビューを果たしました。

　周囲には「界から！？　◯◯（何だったか覚えていない）からやったほうがいいよ！！」と説得されながらも、過去作から遊んでいたら絶対新作まで辿り着けないゾ！！！　と思い、言うことを聞かずに「界の軌跡」を選んだわけですが……。

　序盤から昔話に花を咲かせる主要人物たち、はじめて聞く単語の数々、街を歩くモブですら過去作の出来事を話し続けるものだから、知らない人の同窓会になぜか参加してしまった人みたいな気持ちをひたすら味わっています。

　ここ最近「過去作を遊んだことがない人も遊べるよ！」と謳うシリーズ作品ばかり遊んでいたので油断していました。これはまぎれもなく正統な続編です。

　もちろんガッツリ続き物であることが悪いことではありません。新規顧客を取り入れるために新しい世界設定ではじまるシリーズ作品は多いですから、これだけしっかりした続編を遊べるのはシリーズファンからしたら嬉しいハズ。

　ただそれにしてもまったくわからないまみれだったもので面食らってしまいました。システムも過去作から改良されたものとなっているため序盤から結構盛り盛り。「クラフト」という単語がいわゆるスキル的なものであることすらわかっていない身であったため覚えるのが大変でした。でも初っ端から全力出せてる感があるのは良かったです。

種類豊富なカットインもカッコイイ！大塚明夫さんもカッコイイ！