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「揺らがす囚われず」の心の状態こそ「機嫌がいい」状態。

『機嫌がいいというのは最強のビジネススキル』辻秀一

40万部のベストセラー「スラムダンク勝利学」の著者の最新刊

✔︎機嫌がいい=ごきげんには、3つのマネジメント要素がある。「セルフマネジメント」「リーダーマネジメント」「チームマネジメント」

✔︎このようなマネジメントができるには、「人の仕組み」、とくに心や脳、そしてパフォーマンスに関する、「ヒューマンリテラシー」を高める必要がある。

✔︎心のマネジメントが「思考の質」「関係の質」「行動の質」、ひいては「人生の質」を決めているのだ。

✔︎「揺らがす囚われず」の心の状態こそ、「機嫌がいい」状態なのだ。

✔︎人生は「内容」×「質」でできている。

✔︎変化の激しい時代、「機嫌がいい」人が生き残る。「機嫌がいい」は、変化を受け入れやすいだけでなく、変化を自らもつくりやすくなる。

✔︎人生の価値=内容×長さ×質
人生に「質」の概念を持てば、「内容」と「長さ」の平面の人生が立体となり、奥行きが何倍にもなって人生に広がりが生まれることを知ってほしい。

✔︎「ごきげん大地」で地に足をつけて生きるのか、「不機嫌の海」で揺らぎ囚われて泳ぐのか。

✔︎他者との関係において「内容」について触れるのを「指示」と呼び、どんな心での「質」かについてアプローチすることを「支援」と呼称する。

✔︎「非認知的思考」を脳にインストールしていれば、それが「機嫌がいい」を自ら生み出す思考のスキルということになる。

✔︎認知脳と非認知脳を使いこなすことを「バイブレイン」といい、「バイブレイン」の使い手を「バイブレイヤー」という。

✔︎LFCDIサイクル
lifeskill(非認知的思考)→flow(機嫌がいい)→cognitive(認知脳)→do it(するべきことを明確にして実行する)

✔︎人はネガティブな感情に気づくだけでネガティブな感情が軽減し、ポジティブな感情に気づくだけでポジティブな感情が増加する仕組みがある。

✔︎PDCAサイクルは過去と未来に振り回される。タイムワンダリング=時間迷走の状態

✔︎心の状態に「機嫌がいい」のフロー状態をおかすには、ライフスキルで「今に生きる」と自ら意識して、つどリセットしていくしかない。

✔︎大事なのは、脳を自分に向けること。そして、結局は自分で決めたから実行しているのだということを気づいていけること。

✔︎「機嫌」を表現できるのは「表情」と「態度」と「言葉」

✔︎人間は口に入れる食物で身体ができるように、耳に入れる言葉で心ができる。

✔︎「好き」は比較ではなく、相対性もなく、「好き」は「好き」で絶対的な概念だ。評価や尺度から離れたエネルギーだ。だからこそ、「好き」を大事にできることには心の安定感がある。

✔︎「一生懸命を楽しもう!」と自分に言い聞かせることが「ライフスキル」だ。

✔︎「応援」「感謝」「思いやり」という3つのライフスキル。認知が強くなると、「応援」より「期待」、「感謝」より「文句」、「思いやり」より「蔑み」を人間の脳は起こしてしまう。

✔︎「成功」と「成熟」への意識が人としての成長を育んでいく。

✔︎ライフスキル思考を身につけるには「仕組み」「仲間」「エネルギー」が必要

✔︎スピードの時代だからこそ、認知の暴走リスクが高いからこそ、自分で自分の心の状態を整える力が必要だ。非認知のライフスキルを磨いて、自身の内側の価値を重んじ、大切にする力が重要になる。

✔︎スポーツ界の指導者は、みなこの「指示」と「支援」のバランスがいい。

#機嫌がいいというのは最強のビジネススキル
#辻秀一

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