資本主義はお金の奴隷になってはいけない。
坂本光司さんの「日本でいちばん大切にしたい会社」
先日イベントでお世話になった共感コミュニティ通貨eumoの代表である新井和宏さんが、人生を変えた本として紹介されていました。
新井さんの「資本主義がお金の奴隷になってはいけない」という言葉がずっしりと重く、経営とは何かを改めて考える機会になりました。
この本は、まさにその経営とは何か、もっと言えば人生に本当に大切なものは何か、を問うシリーズで、働くことの意味やお金の意味を教えてくれます。
新井さんは、幸せな人は「働く」とは何か、「お金」とは何かを知っているとおっしゃっていて、まさに今の自分の問いのど真ん中だと思っています。
いくつかの「日本でいちばん大切にしたい会社」が出てきますが、どの会社も恥ずかしながら知りませんでした。読めば読むほどその素晴らしさに感動します。しかも単なる綺麗ごとの成功事例ではなく、失敗も苦労も隠さず書かれていて、とても手触り感のある例ばかりなので自然と心に刺さります。
新井さんの求める共感資本社会の実現とは、お金の再定義をするとはこういうことなのか、と改めて理解できました。
お金だけを追求した結果、その先には崖しかなかった、何もなかった。でも後ろを振り返ったら、そこにはとても美しい世界が広がっているのが見えた。という新井さんの言葉に心を打たれました。新井さんの新著「新しいお金の教科書」も楽しみです。
「5人に対する使命と責任」
1.社員とその家族を幸せにする
2.協力会社の社長を幸せにする
3.顧客を幸せにする
4.地域社会を幸せにし活性化させる
5.自然に生まれる株主の幸せ
「ひと、もの、金ではない。
ひと、ひと、ひと。
心に響く会社。」
「人の幸せとは、
①人に愛されること
②人に褒められること
③人の役に立つこと
④人に必要とされること
そのうち3つは働くことで実現できる。だから働きたいという気持ちになる。」
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