『THINK BIGGER』最高の発想を生む方法
『THINK BIGGER』最高の発想を生む方法
コロンビア大学ビジネススクール特別講義
シーナ・アイエンガー
あらゆる種類の問題を解決するために、新しい選択肢を生み出す手法を説明する。この手法をTHINK BIGGER(もっと大きく考える、大胆に発想する)と名づけた。
新しいものごとは、それらをつくる要素が新しいのではない。要素を組み合わせる方法が新しいのだ。
発明とは見抜き、選択すること。
ステップ1.課題を選ぶ
ステップ2.課題を分解する
ステップ3.望みを比較する
ステップ4.箱の中と外を探す
ステップ5.選択マップ
ステップ6.第三の眼テスト
すべての思考が、何らかのかたちの記憶の行為である。
アイデアの質は、私たちが組み合わせるピースの質で決まる。課題で行き詰まるのは、おそらくパズルのピースが足りないからだ。
人間が把握できる項目は7個プラスマイナス2個
アインシュタイン「問題を解決する時間が1時間あったら、問題を考えるのに55分、解決策を考えるのに5分費やしたい。」
1.課題を選ぶ
意味があるほどには大きいが、解決できるほどには小さい課題の設定が重要
解決にかかわる全当事者が理解できる方法で課題を定義すれば、有効な解決策を生み出す可能性が飛躍的に高まる。
2.課題を分解する
サブ課題をつくり、選択マップをつくる。
3.望みを比較する
望みの三角形、あなた、ターゲット、第三者
4.箱の中と外を探す
トロッター・マトリックスをつくる
多くの領域にまたがって探索し、先行事例の戦術を収集し、それらを組み合わせて新しいイノベーションを生み出す能力、そして好奇心がTHINK BIGGERの柱である。
5.選択マップ
質の高いアイデアを得るためには、最初のアイデアでは満足せず、粘り強く考え続けることが欠かせない。
6.第三の眼
プレイバック、自分のアイデアを第三者に説明してもらう。
アイデアを見守る一人ひとりが、それに自分なりの理解を与えるうちに、アイデアそのものが、構想者が想像もしなかったほど大きくなっていく。
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#シーナアイエンガー