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任天堂、驚きを生む方程式
井上理さんの「任天堂 驚きを生む方程式」
リクルートの起業の天才も相当面白くて好きでしたが、こちらの任天堂ストーリーもめちゃくちゃ面白くて好きでした。
こういう企業のストーリー本って、「事実は小説より奇なり」で本当にワクワクしますね。
■マリオの産みの親である宮本さんの強さの秘訣「肩越しの視線」
ゲーム人口を増やすためには、普段ゲームをしない人にどう利用してもらうかを考え抜く必要があり、常に人がゲームをするところを肩越しに見て改善していた。ゲームに熱中している人の意見は当てにならないことがあるから。
遊びへの探究心と鋭い嗅覚が非凡なアイデアを生む。見つけた遊びの種を、万人に理解してもらうために愚直に遊びを磨き込む。
■事業ドメインをぶらさない。事業を分散させない。「だって我々は娯楽屋ですから。」
■「任天堂がやることは、任天堂が一番強みを発揮できる部分に絞るべき。」
■独創的で柔軟であること。それから人に喜ばれることが好き。
■ニコニコの連鎖。笑顔創造企業。それが娯楽産業のあるべき姿なんじゃないか。
■UIの反応スピードや操作の快適さは、ゲーム屋が鍛えられている部分。お客さんが不愉快になったら負け、わかってもらえなかったら負けということに鍛えられてきた。
■ソフトが主、ハードが従。
■任天堂には企業理念がない。でも任天堂らしさがある。
社是や社訓がないことが任天堂イズム。
なぜなら社是や社訓の通りに動いていたらお客さんは飽きてしまうから。
■娯楽に徹せよ。独創的であれ。必需品と区別しろ。身の丈を知れ。
■人生一寸先が闇、運は天に任せ、与えられた仕事に全力で取り組むという、任天堂の社名の由来。
■失意泰然、得意冷然。
#驚きを生む方程式
#井上理