あなたの痛みの原因は動きのクセにあるかも
根本治療という言葉をよく耳にするかと思いますが、果たして今実施している治療が本当に根本治療になっているでしょうか?
マッサージ受けてその時はいいけど数字で元に戻ってしまう。
そんな方にこの記事を読んで頂けますと幸いです。
①動きのクセ=モーターコントロールの障害
モーターコントロールという言葉をご存知でしょうか?
モーターコントロールは、近年運動器のリハビリ分野で着目されている概念です。
平たくいうと、「動きのクセ」「運動制御」と同じ意味です。
モーターコントロールに障害があると
「必要時に正しい筋肉に力が入らない」
「過剰に筋肉に力が入る」
などの症状がみられます。
②モーターコントロール障害の具体例
たとえば、膝痛のある方。階段や歩行時に膝周りの筋肉が本来活動する場面で腰などの筋肉に過剰に力が入ってしまいます。
結果、腰の痛みも出現。膝周りの筋肉も活動しないので、筋力が徐々に弱っていき、膝痛も増悪し悪循環へ。
このように、弱い場所をかばうような反応によりモーターコントロール障害が出現する場合があります。
➂なぜモーターコントロール障害が大事か
筋肉が硬いからマッサージする
筋肉が弱いから筋トレする
それだけでは根本原因の解決にならない可能性があります。
「動きのくせ」を治さないとすぐに元に戻ってしまいます。
その意味で、モーターコントロール障害の治療は根本治療となる可能性が高いため大事とされています
④モーターコントロール障害の由来の原因
マッサージに行った後は調子がいいが、そのあとはすぐに調子が戻る
という方はモーターコントロール障害の可能性があります。
なぜなら、筋肉を柔らかくしても、動きのくせが治っていないと日常生活の動作で患部に負担をかけて元に戻ってしまうことは容易に想像ができます
⑤モーターコントロール障害の治療方法
ここまで読んでくださった方は、モーターコントロール障害の治療方法は具体的何?と思われるかもしれません。
今回は基本的に良いとされていることを紹介します。
正しい姿勢で
正しいフォームで
正しい筋肉や可動域を使用し
反復した練習が必要になります。
より具体的な方法は今後紹介させていただきます!
どうだったでしょうか?
少し難しい話になったかもしれませんが、重要なことでしたので説明させて頂きました。
今後も違う角度からの説明や具体例など随時発信させていただきます!
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