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本当にほしかったもの
ふとおもむろに書き始めてみる。
特に理由はないし、よわい32の自分になんぞ、
どっかそこらへんに転がってるような文しか
書けないと思うのですが。
最近、よく探し物をしていると思う。
物理的に部屋でテレビの全録レコーダーのリモコンが行方不明になって、それが見つかるまで録画してる番組が見れない、とか。そういうのもあるけど。
都内に、かつ職場に近いと言う理由だけで港区に住んでいると言うのにも関わらず。
これが都会の闇ってやつなんですかね。
それともクォータークライシス?
それとも単純に仕事が暇なだけ?
欲しかった本が買える。
太陽が高く昇る時間に、散歩に行ける。
好きな音楽やラジオはいつだって再生可能。
なんならタイムフリーで1週間、
さらにはアーカイブなら永遠に聴ける環境。
価格高騰の中、掘り出しを探すかのように野菜を、
10%の安売りシールの貼られたお肉を、
奇跡的に破格のタイミングに出会えた旬の果物を、
自分のお財布と頭が許す限り買って、
適当に料理してたべる。
なんて恵まれた生活なんだろうか。
なのに、いつも何かを探してる気がする。
自分だけのお気に入りを、オリジナルを、
他には変えられない「何か」をいつも求めている。
先日ラジオで、
元チャットモンチーで現在作家の高橋久美子さんが
話の中で仰っていた言葉がとても頭に残っている。
「世界中のどこを探しても、
あなたと同じ一日を過ごした人はいないんだから、
(そのことに自信を持って。)」と。
【引用】
山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
TOKYO FM 2025/2/13(木) 13:00-14:55
https://radiko.jp/share/?t=20250213135959&sid=FMT
#radiko #シェアラジコ #山崎怜奈
なんて素敵な言葉なんだろうと思った。
人生讃歌じゃん。
この言葉によって、なんてことなかった一日が、
とても意味のあるきらきらした一日に見えてくる。
三度寝してしまった罪悪感から、
まるで、もう昼過ぎなのに朝を取り戻すかのように、
果物とヨーグルトとポタージュとスコーンと、
昨日買ったばかりの本をカゴバックに突っ込んで、
寝起きにすっぴん、雑に日焼け止めを塗った顔で、
近所の公園へ繰り出した
情けない私の午後3時でさえも。
なんか、最初に書きたかったことは
もっと別にあった気がするんだけど、
気の赴くままにiphoneのフリック入力してたら
気づいたら結構な長文になってた。し、
毎日何か探し物をしてる割には、
なんだか悪くない、むしろどこが悪いのかと
ツッコまれそうな暮らしかもしれない。。
一昨日は三度寝、昨日は二度寝しちゃったけど、
明日こそは一度寝して、かつ早起きしたい。
そして、世間的には朝と呼ばれる時間帯に、
果物と本を持ってあの公園へ行きたい。
なんならついでにラジオ体操第一第二もやりたい。
起きれたら、ね。
*今夜の(書いてる間の)プレイリスト*
ナイトオンザプラネット/クリープハイプ
夜を使いはたしてfeat. PUNPEE/STUTS
サーカスナイト/七尾旅人
惑星/ASIAN KUNG-FU GENERATION
ナイトダイビング/ASIAN KUNG-FU GENERATION
STAY TUNE/Suchmos
おとなの掟/Doughnuts Hole
Time/宇多田ヒカル