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ワーキングママの理想の働き方を考える
完全に、今わたしはやられている。
お子の発熱〜突発性発疹により全ての仕事が出来なくなり、ワーママの辛さを噛み締めている。人に迷惑をかけないで仕事をする事はもう無理なので、迷惑をかけてもリカバリーできるように勤めていくこと、迷惑かけた時に助けてもらえるよう日頃から感謝と信頼関係を築く事が大切ね...
— ひかる (@hikaru_nail) July 12, 2020
何回目かの息子の発熱。
以前の記事で育児脳と仕事脳は両極端の場所にあると書いたのだけど、今回はこの出来事があり改めて母として、仕事人としてどうバランスを取っていくかを考えてみる。
無償の愛を育む気持ちと、ガンガン世のため人のため己のためお金を生み出す行為や思考は、脳の回路がだいぶ違うところにある気がする。
うまく言葉では表せないのだけど。
そして1歳すぎの我が子が苦しそうにしている最中、例え数時間でも外に出て仕事を優先させる事は、今のわたしは選べなかった。
本音を言えばここで仕事を優先させ、母でもがむしゃらに頑張る様や姿勢を貫く事への美学が多少なりともあったわたしだけど、無理だった。
完全に母の脳の方が勝った。
とは言え、これが正解だったとも思わないのがややこしいところ。
自分に言い聞かせる事は出来ても、なんとなく納得はできないし、きっと正解がないからこそ悶々とし続けるテーマかもしれない。
そして改めて女性の仕事、家庭の両立バランスが難しい事を体感した。
理想の働き方を考える
それを踏まえても、これからの時代、やっぱり女性はもっともっと活躍していくべきだし、キャリアアップを目指すべきだとは思っていて。
その中で"無理をした人が勝つ"のはまた、ちょっと違うのかな?
そう思うのは、ワーキングママは常に無理しているから、これ以上の無理は無理でしょって思うから。
家族家庭を顧みず、キャパオーバーになりながら働くのではなく、あくまで"自分が思い描いた理想的な働き方"が出来れば良いのではないだろうか。
そのために努力は絶対必要だし、頑張らなきゃいけない時期というものはある。
けれど、常に全速力でいると何かトラブルや予期せぬシーンが起こった時、精神が倍やられてしまう。
起きた事柄や人を許せなくなるし、苛立ちやペースを乱される事への不快感が増してしまう。
これは以前わたしがオーバーワークを続けてきて重に感じている。
ワークライフバランスという言葉を耳にするけど、わたしの経験上、理想の働き方を叶える為には自らキャパを超えたり、怠慢したりを繰り返してやっと自分に合った働き方を掴めるのだと思っている。
特にフリーランスは。
例えばわたしはネイルサロン独立して5年目までは自分がどれくらい働けるのか分からなかった。
だから10時間ぶっ通し×2ヶ月間なんて事やってみたり、かと思えばサボりすぎてしまう時期も経験して。
程よく汗をかくくらいの気持ちの良い働き方をルーティン化する事ができたのは6年目以降だったと思う。
自分の働く馬力とかキャパは、人それぞれ違うからあまり人を参考にするのはオススメしない。
少し無理して体でわかる。
少しサボって停滞していくヤバさがわかる。
理想のワークライフバランスを手にするまでは、結構大変。
でも、そこに辿り着けた時「あ、なんか今すっごい安定してて幸せ!」と思える。
その先に「あ、またなんか新しい事をしよう」と更なるキャリアアップを目指して結果オーバーワークがまた始まる、というのも経験している。笑
と、思うとわたしは今お母さん2年目で、仕事も今までの延長線上とは言え新しいプロジェクトもどんどん進んでいる。
+どうにもペースを乱してくるクリボーみたいな愛息子がいる。
まだまだ経験を積み重ねて、働き方とバランスを試行錯誤する最中なんだなと思うと、今回の事も経験の貯蓄として受け止めたい。
結局、今書きながらなにも結論は出ないやってなっている。笑
効率よくワーキングママの理想の働き方を考えてもまだ全然ペーペーすぎて言えた口じゃなかった。
ただ、1つだけ言えるとしたら、"仕事を断る勇気"を持つ事が大切なのかもしれない。
フリーランスは仕事が無くなってしまうのが1番怖いし、オファー受けたなら尚更断るのが惜しい。
けど、どうにも自分のキャパ超えそうだったらセーブして、今ある案件に集中して、少し余った時間が出来るくらいが子育て中は丁度良いのかも。
わたしは産後、そこだけ意識して挑戦や大きい案件は少し様子見て、取捨選択を心がけている。
もしかしたらお金は減るかもしれないけど、これだけでグッとバランスは良くなると思う。
最後に
「それでも、働く事は楽しい。」
育児と仕事の両立は思っていたよりも難しい。
悩み、言い聞かせ、不安になり、それでも日々をこなしていく。
そんな今の自分も、嫌いじゃないし、むしろ楽しんでいたりもする。
わたしの可能性は無限大で、いつだって自分を信じて進んでいきたい。
理想の働き方は、永遠に理想かもしれないと思いながら。
ひかる