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飛行機の見分け方(B787の簡単編)の補足編

皆さん、こんにちは(._.)オジギ

今回は先日、投稿した「飛行機の見分け方(B787の簡単編)」の補足編です。


■始めに

実はB787には
B787-8型機
B787-9型機
B787-10型機
の三種類があります。

 違いは全長が違うだけです。全長が違うと言う事は乗れる人数(搭乗者数)が違うんです。(もっと詳しく言うと搭載出来るコンテナ数も増えます。当たり前ですね乗る人が増えればその分、積む荷物が増えますからね)
 乗れる人数は航空会社の仕様によって微妙に違うので今回はANAの例をメインに説明しますね。
(何故ANAなのかはすこーーしだけ株式を持っているからです😅)

■見分け方のポイント!

〇ここに注目!

B787-8、-9、-10は上の写真の”ここに注目!”でしか見分けられないと思います!と言うかここ一番分かり易いので(上の見分け方ポイントの写真はB787-9です)

L1ドアからL2ドアの間の窓の数が違って
B787-8は最大9枚の窓
B787-9は最大14枚の窓
B787-10は最大18枚の窓

*L1ドアは左側の一番機首寄りのドアを意味しています。右側であればR1と言います。B787は左右に4枚ドアが付いています。
 ”GoodLuck”と言うドラマの中で「L1担当、富樫です」と言う台詞を聞いた事があると思いますが、まさしくこの事を言っていたんです。

 今回のメインは「〇ここに注目!」なので、ここだけでも読んで頂ければ大丈夫です🫡

〇B787-8の主な特徴

B787-8  335席(国内線仕様)
      240席(国際線仕様)
    全長56.7m
*20階建てのビルの高さが約60mなので、B787はその位長いと言う事でイメージ付きましたかね。
    航続距離 4,890 km(国内線仕様)
    航続距離 12,020 km(国際線仕様)
    保有機数 34機
*成田空港~タイ バンコクまでの距離が約4,700km(国際線仕様ではちょい心配)
*成田空港~アメリカ サンフランシスコまでの距離が約8,200km(ちょい軽めで飛べそうですね)
*成田空港~アメリカ ニューヨークまでの距離が約10,800km(気持ち余裕がありそうですね)
*成田空港~フランス パリまでの距離が約9,700km(こっちもちょい軽めに飛べそうですね)
 B787-8の国内線仕様でもバンコクまで飛行できる燃料を積む事ができますね。国内線仕様でも1500kmも飛べれば最北から最南まで飛べる航続距離でなので余裕ですね。
 国際線仕様であればアメリカの西海岸と東海岸とフランス パリまで飛行できる燃料を積むことができます。基本的には到着地までに必要な燃料を積むことになっています(積む燃料は空中で待機する時の高度や空港の混雑具合等の色々細かい規定があるのですが、そこはまた詳しい方お願いしますね)

ANAのB787-8(窓は9枚)
アエロメヒコ航空のB787-8(窓は8枚)

〇B787-9の主な特徴

B787-9 395席(国内線仕様)
     375席(国内線仕様)
     246席(国際線仕様)
    全長62.8m(-8より6.1m長い)
    航続距離 10,990 km(国内線仕様)
    航続距離 10,690 km(国内線仕様)
    航続距離 14,200 km(国際線仕様)
    保有機数 43機

ANAのB787-9(窓は13枚)
エバ・エアーのB787-9(窓は12枚)

ヘッダー画像もエティハド航空のB787-9です。

〇B787-10の主な特徴

B787-10  429席(国内線仕様)
     249席(国際線仕様)
    全長68.3m(-8より11.6m長い)
    航続距離 10,700 km(国内線仕様)
    航続距離 11,600 km(国際線仕様)
    保有機数 7機(内3機が国際線仕様で今後増機の予定無し)

ANAのB787-10(窓は18枚)Boeingから引用
*私の撮った写真の中を検索したのですがB787-10が見つからなかったんです
ユナイテッド航空のB787-10(窓は17枚)

航空会社によって窓の数が違うのはシートレイアウトが違うからなんです。

 全長が伸びたのですが全幅(両方の主翼の幅)60.1mと変わらないです。後、全機とも(最大ですが)搭載燃料は126キロリットル(一般的なお風呂が1杯200リットルなのでお風呂5杯分で1キロリットル。その126倍なので630杯分、毎日入ったとして1年265日分ですかね!より分からなくなりましたね、失礼しましたね(゚゚)(。。)ペコッ)

〇余談

ここで数学者らしい計算をしてみようと思います。
と言っても小学生レベルですが('-'*)
 成田空港~アメリカ ニューヨークまでの距離が約10,800kmを126キロリットルで飛んだ時の燃費はどの位か!?
 10,800kmを126キロリットルで単純に割ると85.7km/キロリットル=85.7m/リットル!燃料切れギリギリまで飛ばないと思うので計算値85.7mに余裕分を50%を加えると128.6mとなって、一般的に言われるB787の1リットル当たりの燃費120m/リットルと合うので私の計算もまんざら適当でもないですかね(自画自賛<=これ笑う所ですよ)

■最後に

今回も前回に続き分かり易く書こうと思いましたが、ついつい力が入って難しく書いてしまいました。

(Hikaru)

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