とある役者志望の戯言
一ヶ月前に役者を目指すこと、或いは役者から完璧に足を洗おうと思い、師匠に辞める旨を伝え、「可能性があるからイエスとは言えない。」という返答から、就職とプロを目指すことの2方向で活動する事に決めた、ただし稽古の中でも今プロにしたい人間、競争相手の仲間たちの名前が出てくる中で、自分は出てこない以上、自分で自分の可能性を商品価値に昇華出来てない。ということに他ならず、数歩先を歩く同期や1年程度の違いの年下の先輩が褒められることは、嫉妬というか焦燥感、焦り、が強い。
しかし、ジタバタしたところで、売れないやつは売れないし、成れない奴は成れない以上、ダメなら単なる乞食になるようなある種開き直りの自信や覚悟を持たないと感じる今日このごろ。
もしだめだったらという恐怖心は常に持っているし、そういう感情は必要なのであるが、その恐怖に打ち勝たないと、まずはプロを目指す以前に成長もないので、頑張らないといけない。