野田洋次郎の炎上について思うこと。
https://twitter.com/YojiNoda1/status/1283752963052167169
↑このことについてです。
発言の内容自体は別として、そこまで批判する資格が人間にはあるのか、という疑問点を、私見から述べようと思う。個人的には、彼の主義主張には嫌悪感を感じてます。
1、この国の悪癖として、「外国はこんなに進んでいるのに日本は遅れてる」「日本人は白人よりも劣っている」という、コンプレックスを持っている人は多い。
しかし、それこそ優生思想の最たるものであり、そもそも日本人は優生思想を常日頃口にして、あるいはSNSに書き込んでいる人は多く、そういったコンプレックスがあれば、優秀な遺伝子を残す可能性を上げるべきだ、と考える人が出てくるのは当然だって思うんですよね。
2、代理母出産にしてもそうで、だいたいLGが選んでいる、代理母や代理父?の画像を見ると、容姿が優れている人が多く、必然的に「遺伝的に優れている子供がほしい。」という価値観は存在し、また美男美女のほうが子孫を残すために優秀な遺伝子を持っているため、そもそも動物として、優生思想を生まれ持っていると考えるのは自然だと思う。
3、ネット民が大好きな「無能」「アスペ」「ガイジ」という罵倒3銃士だって、劣っていると思った存在を攻撃するという「優れている側が攻撃して理解させてやろう」という傲慢さそのものであり、そういう上司なんて普通にいたし、それこそ女性でもそういうことを嬉々としてやってる人はいたし、申し訳ないけど日常的に優生思想に触れることは多い。
個人的な結論でいえば、そもそも野田じゃなくても優生思想を持っている人間は多く、それは無自覚的には自虐的にも人間が生まれ持った物であることの証拠であると思う。
だからこそ、優生思想良くない。という主義主張は全くの無価値で、個々人が持っているものとして議論や対策を練らないと、なんかキモい主張をする人が炎上するだけで終わってしまい、勿体ないな。と感じる。