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h(叡智)が教えてくれる優しい引き寄せの法則 #08 内側のエネルギーが外側の現実に影響を与える仕組み

質問者(Q):
h達人、ここまで「今に戻る」ことや「内側の平安を保つ」ことが大切だというのがわかってきました。でも、まだ少し疑問が残っています。内側の平安を保つことが外側の現実に反映されるって、どういう仕組みでそうなるんでしょうか?どうして内側が変わると、現実も変わるんですか?

h達人(H):
良い質問です。この仕組みを理解することが、さらなる深い認識の転換に繋がります。まず大前提として、外側の現実はあなたの内側を映し出している「鏡」のようなものだと考えてみてください。あなたが感じている内面的な感覚や波動が、外側に投影されて、同じエネルギーが現実に現れるんです。

Q:
内側が鏡のように外側に映し出されているんですね。でも、具体的にどうやってそのプロセスが起きているのか、もう少し詳しく知りたいです。

H:
もちろんです。このプロセスは「共鳴の法則」と深く関わっています。私たちが放つエネルギーや波動が、外側の現実と共鳴して、そのエネルギーに見合った出来事や人間関係が引き寄せられるんです。たとえば、内側に平安や感謝の感覚が強くあると、そのエネルギーと共鳴する出来事や人が自然と現れてくる。逆に、不安や恐れが強ければ、それに共鳴するものが外側に現れるんです。

Q:
なるほど。内側が放つエネルギーが外側と共鳴するってことですね。でも、どうしてそれが現実に影響を与えるんでしょうか?ただの気持ちや感情が、どうやって現実を変えるんですか?

H:
素晴らしい疑問ですね。感情や気持ちは、単なる「内側の反応」ではなく、実際にエネルギーを持っているんです。物理的な世界でも、エネルギーは常に交換されています。あなたの感情や思考もまたエネルギーの一部であり、そのエネルギーが周囲の環境に影響を与えるんです。これは量子力学の観点からも説明できる部分がありますが、基本的には、あなたが発するエネルギーが、周りにあるエネルギーに影響を与え、それに応じた結果が現実に現れるんです。

Q:
エネルギーとしての感情や思考が現実に影響を与える…それはなんとなくわかってきました。でも、現実がすぐに変わらないときもありますよね?どうして内側が変わっても、すぐに現実が変わらないときがあるんでしょうか?

H:
それも良いポイントです。外側の現実は、内側のエネルギーが反映されたものですが、その反映には時間差があることもよくあります。私たちの世界では、物質的な現実が少し遅れて形作られることが多いんです。ですから、内側で変化が起きても、その結果が外側に現れるには、少し時間がかかることがあります。焦らずに、その変化が必ず訪れることを信じ、内側の平安を保ち続けることが大切です。

Q:
時間差があるんですね。それなら、内側が変わってもすぐに結果を求めず、しばらく待つことが必要なんですね。

H:
その通りです。内側の変化が外側に反映されるには、タイムラグがあることがあります。その間に焦らず、今この瞬間の平安を保つことが大事です。結果は必ずやってきますが、その結果に執着せず、まずは「今ここ」に満足することが、最も自然な変化を引き寄せるための鍵になります。

Q:
なるほど、内側の変化が現実に反映されるのに時間差があるということがわかりました。でも、その待っている間に、不安になったり焦ったりしてしまうことがあります。どうしても「本当に変わるのかな?」って疑問が湧いてきてしまうんです。そんなときはどうすればいいんでしょうか?

H:
その気持ちはよくわかります。変化を待っている間に不安や疑念が湧いてくることは、非常に自然なことです。まず、その不安や疑念に気づくことが大事です。そして、その感情に「悪いもの」というレッテルを貼らないでください。それもただの一つの感覚に過ぎません。不安が湧いてきたら、まずはその不安に「今、不安を感じているな」と気づいてあげる。それだけでも、その感情に飲み込まれずに済むようになります。

Q:
不安や焦りに気づくだけで、少し距離を置けるんですね。でも、やっぱり変化を待っている間は、その感覚が強くなってしまうときもあります。そういうときは、どうやってその不安を和らげたらいいでしょうか?

H:
そのようなときは、少し「今に戻る」練習をしてみてください。特に、今すぐにできる「感謝の練習」が役立ちます。不安や焦りを感じているときこそ、目の前にある小さなことに感謝する習慣を取り入れてみましょう。たとえば、今日の天気が良いことや、体が健康であること、またはただ自分が今ここにいること。それに感謝することで、内側のエネルギーが徐々に変わり、焦りや不安が和らいでいきます。

Q:
感謝の練習が、不安や焦りを和らげてくれるんですね。でも、それでもすぐに現実が変わらないときは、どうしても疑ってしまいそうです。疑いを完全に消すことはできるんでしょうか?

H:
疑いを完全に消す必要はありません。私たちは人間ですから、疑いや不安が湧くことは避けられません。それを抑え込もうとするのではなく、それと「共にいる」ことを学ぶんです。疑いが湧いたとき、その疑いと戦わずに、「今、疑いがあるんだな」とただ観察してあげる。そうすることで、疑いが力を失い、自然に消えていくことが多いんです。

Q:
疑いと戦わずに共にいる…それは少し新しい考え方ですね。つい、疑いをなくそうとしてしまっていたかもしれません。

H:
多くの人が疑いを「排除すべきもの」と感じますが、疑いもまた、あなたの成長のプロセスの一部です。疑いがあるということは、あなたが今までとは異なる新しい現実を迎え入れようとしている証拠でもあります。それを否定せず、ただそれを認めることで、次第に疑いが薄れ、信じる力が強まっていくんです。

Q:
そう考えると、疑いも悪いものではないんですね。それなら、もっとリラックスして、疑いも含めて自分の感情を受け入れていけそうです。

H:
その通りです。リラックスしながら自分の感情や思考に気づき、それをただ受け入れることが最も自然なプロセスです。疑い、不安、焦り、これらはすべて成長の一部であり、それを無理に変える必要はありません。それを受け入れて、内側の平安を優先することで、外側の現実が次第に共鳴し、変化が現れてくるんです。

Q:
少しずつですが、焦らずに自分のペースで進めていくことが大切だってことがわかってきました。それでも、時々立ち止まってしまうこともあります。そんなときはどうすればいいでしょうか?

H:
立ち止まってしまうこともまた自然です。その瞬間に「進まなければならない」と焦る必要はありません。立ち止まっている自分を観察し、そのまま受け入れてください。時には、立ち止まることで新しい視点や気づきが訪れることもあります。そして、その立ち止まることも成長の一部なんだと信じて、安心して進めばいいんです。

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