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note8周年事業発表会

今日のお昼、2限終わり、
YouTubeで限定公開された
「note8周年事業発表会」とやらに
参加させてもらった。


あ、そうだ。


きっと、今 この記事をクリックしてくれた方の多くは、
noteの発表会で いったいどんなことが公表されたのか、
そして どんな雰囲気だったのか、を知りたいのだろう。


もしそうなら、
この記事に「スキ」だけ押して、一刻も早く
他の記事を見ていただくことをお勧めする。


「#note事業発表会公認レポーター」
で検索すれば、この記事では 全く得られない、
有益な情報を公開している クリエーターの記事を、
見つけることができるはずだ。


さて、それでも この文章を読んでいるあなたは
相当なマゾヒズムをお持ちの方、
もしくは 時間的資源が有り余っている方、
または、僕のガチ恋勢ということになる。


あなたが3つ目であることを願いながら、
そもそもなぜ 僕がnoteの事業発表会に
参加できることになったのかを書こう。


確か1週間くらい前、
メールが来た。


送り主は
「note公式」。


まぁ、
俺も 毎日毎日
こうしてnoteに、
誰の人生にも 全く役に立たない日記を書き続けて、
noteのブランドイメージを
低下させている自覚は 確かにある。


俺も、潮時かな。


息をたっぷり混ぜた
ウィスパーボイスでそう呟いた。


note公式からなんて
僕の 日ごろのくっだらない日記が、
noteの利用規格に引っ掛かり
アカウントが停止されたか何かだろう。


そう思い、送られてきたメールを開く。


今まで書いてきた83の日記が、
走馬灯のように僕の脳裏に浮かぶ。


今までありがとう、noteよ。
大変なこともあったけど、楽しかったぞ。


一粒の涙が
僕の頬から落ちる。


失礼、嘘だ。


「早く本題に入れよ」
という あなたの声が聞こえてくるが、
ガン無視させていただく。


だって さっき、
”note事業発表会の内容が知りたい人”は
他の記事に行くよう言ったはずである。


にもかかわらず ここまで読んでしまい
クレームを言うなど、
それは 僕の手には負えない。


とにかく 話を進めよう。


先ほどの note公式さんからのメールは
あなたを「note8周年事業発表会」に招待し、
note事業発表会公認レポーターに任命しますよ、
というものだった。


思い出してみれば、
何週間か前、公認レポーターに
応募した気がしなくもない。


そんな程度だった僕は、


日程的には参加できないこともないけど
ちょっとめんどいな。
どうせ何百人も当たってるんだろうし、
俺が参加しなくても問題ないだろ。
そもそも、そこまで noteが今後どうなるかとか
あんま興味ないしなぁ、


と思っていた。
(note様、僕のアカウントを停止するなら今です)


とはいえ、せっかく選ばれた
note事業発表会公認レポーター とやらが
どんなものか 一応調べておこう。


そう思い、noteで
#note事業発表会公認レポーター
と検索する。


すると、僕の他にも公認レポーターに選ばれた方が
自身のレポーター選出を報告し、
感謝と興奮を述べていた。


あれ。


どんな言葉で検索しても
無数の検索結果をはじき出してくれるnoteなのに、
「#note事業発表会公認レポーター」
の検索結果少なくないか。


あれ。


これもしかして、
「選ばれし」な可能性あるのか?


怖くなった僕は、
同じように公認レポーターに選ばれたという方の
公認レポーター 選出報告の記事をクリックする。


その記事によると、
「note8周年記念事業発表会に
 note事業発表会公認レポーターとして
 クリエイターを10名ほど招待する」
とのこと。


膝がガクガク震えた。


俺、勝手に
めちゃくちゃ軽いノリで捉えてたけど、
これ、結構大ごとじゃないか…?


この日から今日まで、
眠れない夜、
そして 起きれない朝を過ごしたことは
言うまでもない。


というわけで、今日だ。


2時間目の授業が終わるや否や
パソコンを開き、限定公開されている
YouTubeのリンクに飛んだ。


今回発表されたことは
noteに書いていいとのことだったので、
少し書いてみようと思う。


・noteが色々と頑張っているということ。
・noteがこれからも色々と頑張るということ。
・noteのCEOが予備校の古文の先生に激似だったこと。


1時間弱の発表を簡潔にまとめると、
こんな感じだ。


だから言っただろ。


僕はみなさんに 有益な情報を伝えられない。
だから、今回のnoteのカイカクを知りたい方は
さっさと他の方の記事に飛ぶべきだと。


それでも 僕に何か文句があるというのなら、
それは こんな僕を公式レポーターなんかに選んだ
noteに言ってほしい。


選ばれたときから思っていたことを、
ここで言わせてもらうが、
なんでnoteは、公式レポーターに
僕なんかを選んだのだ。


YouTubeでの発表会は1時間弱で終わった。


時間は1時。
結構 お腹はすいている。


入学式以来 初めて、
学食に行ってみるか。


謎の勇気をもらった僕は、
”陽”の集う場所「学食」に足を踏み入れる。


が、結果は当然惨敗。


ものすごい人の数で、
”ひとり”である僕が座れる
席はなかった。


空席はある。
でも、座る席はない。


なんで 学食で食べれるなんて思ったんだろう。


大学生の集団特有の
声の重なりが、僕を学食から遠ざける。


その時、ふと目が合った。


同じ学科の、
「中心」にいるやつだ。


僕は不自然にスマホをいじり、
静かに学食を去った。


結局今日も、コンビニでパンを買い
空き教室で一人食べる。


パンを口に押し込みながら、
1人パソコンを開く。



noteに帰り、今日の記事を書き始める。


一年間大学生をやってみて、
友達はできなかった。


だから、今年の2月くらいから
毎日、その日思ったことを書いている。


聞いてほしかった。


ただ、聞いてほしかった。


大学の帰り、
毎日「聞いてほしいこと」があった。


ふと感じたこと、誰かに話したいこと、
が、いっぱいあった。


でも僕には、
”聞いてくれる人”がいなかった。


家族は、仲が悪いわけではないけれど、
なんでも話せるような関係でもない。


友達は、そもそもいない。


僕は「聞いてほしいこと」を
聞いてくれる人がいなかった。


だから僕は、noteに毎日
「聞いてほしいこと」を書いた。


それは、毎日 日記を書くという形になった。


長く続けようと思っていたわけじゃない。


誰かに評価されようと思ったわけじゃない。


それでも毎日、「聞いてほしいこと」は
生まれ続けた。


気が付くと、僕は84日目の記事を書いている。


書き始めたときは、こんなに続くと思っていなかった。


「聞いてほしいこと」はあるけど、
毎日の投稿は、すぐに途絶えると思っていた。


3日坊主で意志の弱い僕が
何かを続けられるわけないと思っていた。


それでも こうして書き続けられているのは、
書くたびにもらえる「スキ」という反応があったからだ。


いないと思っていた「聞いてくれる人」は、
ここにいた。


今日の発表会で、
noteのCEOが言っていた。


noteの理念は、ずっと変わらず
”誰もが楽しんで創作を続けられるようにすること”だと。


たしかにそうだ。


noteを開くと、
「フォロー」の通知が来ている。


誰かと繋がっていると感じる。


「スキ」をしてくれる数が増える。


聞いてくれる人がいる、と思える。


ダッシュボードを見る。


数字は僕に、自信を与え、
明日も記事を 書こうと思える。


僕はこうして、note、
そして「スキ」をしてくれる全ての人によって、
毎日創作ができている。


そしてそれは、僕にそっと、
居場所を授けてくれている。


noteを開くたび、
心が落ち着く。


ここでは僕は、一人じゃない。


そんなことを思えた今、
公式レポーターに選んでもらえたことを、
本当に良かったと思う。


この記事についたあなたの
「スキ」が、明日の僕の 生きる場所を作る。


























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