私はもう頑張りすぎない

今でもずっと引っかかっていることがある。
大学生の頃スタバでアルバイトしていた時、社員さんに「ひかるは本当に協調性がないよね！」と強い語気で言われたこと。この一言が未だ心に大きくのし掛かり、面つらは良くても深く人付き合いをすることが苦手になってしまった（そう言わせてしまう程の悪い点が私にもあったのだと思う）。

真面目すぎる性格ゆえ曲がったことが大嫌い。そして誤りを見逃したり無かったことにしたりすることができない。
ただ、40代になってそんな堅物の自分にちょっと疲れてしまったのも事実。

「ご機嫌に、小さく暮らす」を探求しながら暮らしている。この「小さく」というのは家のサイズはもちろんだけれど、自分自身の極小のキャパシティという意味合いがとても強い。周囲の反応が常に気になる極度のHSPの特性は、心を疲弊させ身体に影響を及ぼすこともしばしば。

このままでは良くないのは確かで、ごく最近から「頑張りすぎず気張りすぎず」ということを意識するようになった。無意識に行うことはおそらくこの先もずっと出来ないけれど、ほんの少しずつ良い傾向が現れ始めている。

今日は何も出来なかった、こんなことも出来ない、など「ないない」は気づきがちだけれど、ささやかな「出来た」を心から褒めてみる。できれば他者からも褒められたいけれど、あまり人と関わらずに生きているのでそこは仕方ない。

・まゆげが上手く描けた日は良い日。
・毎週土曜の朝だけはコンビニの菓子パンを食べて心を満たす。
・1日10,000歩あるく。
・心がどんよりした日こそおめかしする。
・自分の「好き」を大切にする。
・noteを書き続ける。

他人にとっては何てことないことばかりだけれど、私のご機嫌を司る大切な物事。
生きづらさを感じることは多々あっても、自分の特性を把握していることは大きな強みだと思う。

頑張ることは諦めないけれど、これからは頑張りすぎない。
これで十分と思える私は十二分に幸せなのだ。
しあわせしあわせ。

セブンで売っている<窯出しブレッド ダブルチョコ>を魚焼きグリルで焼くととても美味しい。
毎週土曜日の楽しみ。この日は少し焦げた。