【日本を変えた足利文化】~北山文化と東山文化~
室町文化足利尊氏が征夷大将軍となった1338年から1593年の室町幕府が滅びるまでの255年間を室町時代といい、この時代に育まれた文化を室町文化という。
室町時代は武家が公家を圧倒し、政治にも大きく成長をとげていった時期。
足利氏を中心に有力守護をはじめとする上層武士が京都に多く居住し、伝統的な公家文化とさかんに接触。また海外との交易によって禅宗をはじめとする大陸文化が伝えられると、武家はその影響を受けながらも、みずからの力強さ、簡潔さと公家文化の伝統美を融合させ、新し