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医療従事者からする鍼のイメージって??


だいぶご無沙汰してしまった。ので久々投稿。
少し前だけど、鍼灸師以外の医療従事者の方とお話しする機会があった。この方は鍼灸を受けたこともなく、あの細っいやつですよね、くらいのイメージだった。今までの私の周りの医療従事者は以前の職場である病院や大学関連の人が大半を占めるため、鍼灸と何らかの関わりのある人が多く、ある程度は鍼灸のことを認知し、表向きだけかもしれないが理解がある人だった。なのでお話しする中で鍼灸のことを認知はしているものの、あまりよく知らない医療従事者と話をするのが新鮮だったため備忘録として。

話に上がったものは以下。

・実際に鍼灸師がどういった訓練をして、
 安全に患者に鍼を打てるようになるのか
・どういったものが適応で効果があるか
・施灸で火傷になり外来に来る患者さんがいるが、安全対策などは実際どう  なっているのか
・皮膚硬い人は鍼入らないのでは無いか?    etc 

上の2つは医療従事者以外の方にもよく聞かれる質問。

3つ目の質問に関しては完全に医療事故になっている事案、周りではあまり聞かないケースだけど病院受診すると言うことは割と重症な火傷だと思われる。鍼灸師が他の職種から見て、リスク管理足りていないと思われる一例だと感じる。鍼灸が行われている場所には実際には術者と患者しかいない閉じられた空間である上に、こうして医療事故となってしまったものが医療機関の方へと回っていくと他の職種の中で鍼灸のイメージは下がっていく要因のひとつだとも考えられる。もっと安全対策を徹底しなければいけないと再認識。
これ以外の医療事故に関しても話題になったが、ここでは割愛。

4つ目の問いに関しては注射針でも硬い人は入らないから鍼灸の鍼はもっと入らないのでは?と思っていたらしい。注射針でも皮膚の硬さがわかるとことがこちらとしては衝撃だった。

鍼灸を違う視点から見れる貴重な時間だった。

もう少し定期的に投稿できるように頑張ります。

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