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親がガンになり、社会人4年目で転職を決めた話

社会人4年目、日系大手企業に勤めている やぎ です。
大学進学時、地方から上京してから東京に住んでおり、昨年結婚した妻と二人暮らしをしています。

ある日、実家に帰った時、突然母親の口からこう伝えられました。

『ステージ4の乳がんになった。』

突然の報告に驚き、事実を受け入れられませんでした。

ステージ4の5年以内の生存率は10〜20%。自分の親が数年以内にいなくなってしまうかもしれないなんて。
信じたくはないけれど、万が一の時に後悔しないよう、何か行動を起こさなくてはいけないと思いました。

できる限り親と一緒にいたい。
そう思った時に一番の障壁になるのが物理的な距離です。
「実家のある地方」と「今自分が住んでいる東京」で離れているため、ここを埋める必要がありました。

しかし、簡単に実家には戻れない理由が2つありました。

1つ目は、妻との生活。
妻とは同郷出身なので、実家に帰ることには賛成でした。しかし、仕事柄すぐに職を変えることは難しく、また家庭内でのライフプランも考慮すると、数年は東京で暮らすことが必要と考えていました。

2つ目は、仕事。
東京の本社に勤めているため、また、出張や出社業務が多く現在の仕事を続けながら親のそばにいることは難しい現状でした。
実家近くの企業を探すことも手でしたが、1の理由から東京の拠点を変えることはしばらくはできない中、まだ4年目と若い今、キャリアを諦めたくもなく、非常に悩ましい状況でした。

地方にいる親のそばにいて、後悔しないようにしたい。
東京での妻との暮らし、キャリアも捨てることはできない。
この難しい状況から、下した決断は

『リモートワークで活躍できる東京の企業に転職する』

ということでした。

東京に拠点を置きながら、リモートがしやすい制度の企業に転職をすれば、キャリアも諦めず、東京での生活をしながらも、実家に定期的に帰りやすくなるのではないか。
こう考え、親からの告白を受けたその月に転職活動を開始しました。

次回以降、転職活動、現職への報告、進めていく中で変わっていく考えなどを記事にしていきます!
同じような境遇で悩んでいる方に、少しでも勇気を与え、選択肢を増やすきっかけになればいいなと思っています。

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