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踵と膝の違和感がある症例の問題点のリーズニング

リハ塾の松井です!

今日は自分自身の症例報告を。笑

去年の夏くらいから左足第1中足骨-第2中足骨間に荷重時痛があり、それは治ったのですが、今度は踵と左膝の違和感が出現して今にいたります。笑

そのうち治るだろと思ってほっといたんですが、治らないんで自分自身の症状を考察した過程をつらつらと書いてみます。


主訴:左踵の違和感、左膝の違和感

左踵の違和感は踵の真ん中が出っ張ってる感じが強く、真っ直ぐ立ってる感じがしない。

左膝の違和感は膝がはまってない感じが常にあって、コキコキと音が鳴る。

左膝のはまって感じは自分で色々やってるとバコン!っとはまる時がありました。

その時の肢位が大腿内旋・内転+下腿外旋で膝は軽度屈曲位〜伸展位。

膝関節の締まりの肢位は伸展位ですし、大腿内旋+下腿外旋は運動連鎖的にもしっくりきます。

なので、単純に考えると僕の膝は大腿外旋・外転、下腿内旋傾向にあるのかなと。

でも、普段歩いていると左足だけ外果が靴と擦れて痛くなる時があることを思い出します。

靴があってないのもあるかもですが、靴の中で足が回内へ動き、内側へ足部が沈んだ分外果と靴との距離が近づき、外果と靴が擦れてしまったんだと考えます。

実際、内側縦アーチが潰れないように意識して歩くと靴とは擦れません。

なので、足部回内→下腿外側傾斜→下腿外旋の運動連鎖が起こっていると考えます。

膝がハマった時の肢位を思い出すと、足りないのはやっぱり大腿内旋で、大腿内旋が起こりにくい結果、下腿外旋や足部の回内で代償したのかもしれません。

そして、踵の違和感ですが、膝がはまった時と前足部に少し棒をかませて高さを出して立位をとると違和感が軽減、またはなくなります。

ここから考えると、重心が前方へ偏位→大腿が外旋へ偏位→結果、大腿内旋方向への行きにくさが生まれたのかも?と考えることができます。

踵も膝も実は共通の問題点かもしれないということですね。

実際の臨床でもこのように共通点を探しつつ評価、介入していくと分かってくることもありますよ!

自分の身体で試しつつ症状が改善していけるかどうかやってみますので、またこうやってまとめてみますね!


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