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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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2024年3月の記事一覧

股関節の深屈曲で生じる痛みの考え方

リハ塾の松井です! 変形性股関節症(以下、股OA)では、しゃがみ込みのような深屈曲で痛い、股関節屈曲や外旋で痛いという方がおられます。 股OAで屈曲や外旋で痛いというのは、あまり良くはありません。 何故、股OAでは良くないのか。 何故、しゃがみ込みや屈曲・外旋で痛くなるのか。 今日はこの辺りを解説します。

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生理学で痛みを理解する

リハ塾の松井です! 近年、慢性疼痛に対するリハビリも少しずつ話題に挙がるようになってきている印象を受けます。 ただ、同じ痛みでも急性痛と慢性痛では考え方を変えて対応していく必要があります。 急性痛は何となく痛みの原因を説明できても、慢性痛のような原因がはっきりしないような痛みに対しては気持ちの問題など、有耶無耶に説明したりしていませんか? 慢性痛も急性痛も大事なのは、まず自分自身の言葉で痛みの病態を説明できることで、そこで重要なのが痛みを生理学で説明できることだと思っ

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肩関節における上腕三頭筋の重要性

リハ塾の松井です! 肩関節の後方組織と言えば、棘下筋・小円筋・上腕三頭筋などが挙げられます。 腱板筋群である棘下筋・小円筋は臨床でも着目することが多いと思いますが、上腕三頭筋もかなり重要だと思っています。 解剖学的に弱い腋窩陥凹を補強するような形で上腕三頭筋が位置しているのもその理由の1つです。 今日は上腕三頭筋に関する解剖研究から、上腕三頭筋の構造を今一度学び、肩関節リハに活かせる知見があるか考えてみました。

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仙腸関節障害の評価と方法

リハ塾の松井です! 今日は腰痛の中でも、仙腸関節痛について解説します! 仙腸関節痛は腰痛の中でも、それほど多くはありませんが、決して少なくはないと個人的には思っています。 また、仙腸関節痛でなくても、腰椎や骨盤帯の解剖学や運動学についての理解を深めておくことは、股関節や膝関節障害、歩行などにも活かされます。 腰痛の方をよく担当する方もそうでない方も読んでいただければ幸いです。

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鎖骨の運動学と臨床的なポイント

リハ塾の松井です! 肩関節運動に関わる関節は、肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節、肩鎖関節、胸鎖関節などなど、複数の関節が関与しています。 目につきやすいのは、肩甲上腕関節ですが、鎖骨の動きが関与する肩鎖関節と胸鎖関節も肩関節の動きの中では非常に重要な部位です。 今日は臨床的な視点で、鎖骨が関わる肩鎖関節、胸鎖関節が肩関節の動きの中でどのように動くのか、評価・アプローチはどうしたらいいのか?について解説します!

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頚椎のポイントは「第2頚椎」

リハ塾の松井です! 頚椎って何となく触るの怖いから、痛いと言われてもその部分をマッサージすることしかできない…。 こんな悩みありませんか? この気持ちはすごく分かりますし、例え、苦手意識がなかったとしても、頚椎についての知識が不足していると結局はマッサージという対応になってしまいます。 そこで、頚椎の痛みでまず評価してほしいのが、第2頚椎です。 何故第2頚椎を評価するべきなのか、今日はそれを解説していきます!

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骨折における保存療法の考え方とリハビリの関わり方

リハ塾の松井です! 今回はこんな質問をいただいたので、回答していきます! この質問を踏まえて、痛みの考え方、骨折の保存療法の考え方、リハビリの進め方について僕の考え方をまとめていきますね。

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大殿筋はこうやって鍛える!運動療法を考える際の考え方

リハ塾の松井です! 股関節において、殿筋群は股関節伸展可動域を作るために重要です。 高齢者が多い臨床場面では、退行性の変化や個人が持つ様々な既往歴によって、股関節は屈曲し伸展制限を呈している場合が多いです。 これは皆さんよく経験されているはず。 特に股関節の術後や腰痛を持つ症例では股関節伸展可動域を作るために、殿筋群の活動は重要で、中でも面積が大きい大殿筋の活動は重要となります。 今日は大殿筋に焦点を当て、大殿筋の活動を高めるにはどうしたらいいのか、運動療法中を指導す

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僧帽筋・前鋸筋に対する4つの運動療法

リハ塾の松井です! 今日は肩関節の筋活動に関する論文から、どんなエクササイズがどこの筋肉を活性化するのかをまとめました。 肩関節周囲は筋肉が多く、どこを狙って運動療法をするのか、どんな運動を選択するかで効果が全然違ってきます。 知っておくと、筋肉を促通したいときにも使えますし、評価にも使えるので、知っておくべき知識だと思っています。 運動療法のバリエーションを増やしたい方も是非読んでみてください!

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肩峰下インピンジメントの評価・介入のポイント

リハ塾の松井です! 今日は肩関節の疼痛、可動域制限のある方の特徴から、どういった評価・介入をすべきかについて解説します。 肩の痛みや可動域制限は臨床的にも多く、多いにもかかわらず中々改善しないケースが多いことを度々経験します。 そういった場合は、まず痛みや可動域制限がある方の特徴を踏まえ、対象者には一般的な特徴と比べて同じような所見を呈するのか?違うならどんなところが違うのかを評価するべきでしょう。 そのための参考になればと思います。

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頚肩部における7つのポイント

リハ塾の松井です! 臨床でも頚部痛や肩の痛み訴える方、少なくないですよね。 ですが、マッサージでその場は良くなっても、多くの場合は次の日には元に戻っていませんか? それはマッサージした硬い部位が結果としての症状だからです。 硬くなった背景に原因があり、それがあるからその部位が硬くなっていると考えると、元を何とかしないと根本の改善にはなりません。 今日は頚肩部に絞って、介入したほうが良い部位をピックアップしました。 介入したほうが良い部位は以下の7つです。

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臨床疑問の解決方法、自己研鑽の方法、仮説の立て方のポイント

リハ塾の松井です! 今回は下記のご質問をいただきましたので、それについて回答していきます! このような悩みを持つのは臨床に対して真摯に向き合っているからこそだと思うので、とても素晴らしいと思います! 僕自身、こういった悩みが全くないとは言えませんが、中々上手くいかない症例を担当すると陥りやすい悩みの1つですよね。 臨床での疑問の解決方法 自己研鑽方法 仮説の立て方 この辺りを中心に僕の考えを書いていきますね。

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頚部と歩行の関係性

リハ塾の松井です! 臨床的に頭部が前方偏位し、上位頸椎の過伸展、胸椎の後彎が強くなっている不良アライメントの方は多いと思います。 このアライメントは頸部伸筋・屈筋群の過緊張によるマッスルインバランスが問題となりますが、「頸椎と肩甲帯・胸椎の分離運動が制限されている」ことも問題となります。 今日はこの辺りを詳しく解説します。

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