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リハ塾マガジン

臨床で感じるなぜ?を解決し結果を出したい人のためのWebマガジン。 機能解剖、生理学、病態やメカニズムの理解、そこから考えられるアプローチを学び、より臨床で使える形で知識を提供し…
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2021年1月の記事一覧

原因がない痛みは心因性?

リハ塾の松井です! 臨床では過剰に痛みを訴えたり、痛みを感じるほどじゃないよなってことでも強く痛み訴えたりする方おられませんか? 器質的な原因がなかったりすると、心因性の問題だねなんて片付けられてしまいがちですが、本当にそうでしょうか?心因性なら心因性で判断は評価に基づいているのでしょうか? 少なくとも、僕の務めていた病院では痛みの原因となるような病態がない=心因性、あるいはその方の性格的な問題だと言われて終わりでした。 リハビリとしても原因がよく分からない痛みは悩む

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腰部疾患で下肢の症状は何故起こる?

リハ塾の松井です! 腰痛を訴える方に上手く対処できない理由の1つは、腰部以外の症状も併発して症状が複雑になっていること。 症状が腰部だけなら、どんな動きで痛いか、どんな時に痛いか、どこが痛いかを深掘りして評価していけば良いですが、腰部以外の症状もある場合はそのメカニズムを知っておくことが重要です。 今回は腰痛の中でも椎間板性腰痛における、腰部以外の下肢に症状が起こる原因を解説します。 ヘルニアや脊柱管狭窄症であれば、下肢症状が起こるのも分かりますが、椎間板性の腰痛で下

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椎間板性腰痛のメカニズム

リハ塾の松井です! 圧迫骨折や腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など、腰部疾患は高齢者でも多く、臨床でも多く経験する疾患だと思います。 主症状の1つは腰痛ですが、腰痛と言っても原因は様々で腰部のマッサージだけで解決できる簡単な問題ではありません。 今日は数ある腰痛の原因の中でも、椎間板性の腰痛に関して一旦基本に立ち返り、椎間板性腰痛の機序についてまとめてみました。

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肩関節の整形外科テストと臨床での解釈

火曜日ライターの松井です! 先日、息子の100日祝い、お食い初めをしました。 コロナ禍なので家でしましたが、本当に1日1日成長していく様子がよく分かるので、愛おしくてたまりません!笑 親戚が言っていた一言がすごく気になって「今生まれた子どもは大人たちがマスクをつけている顔ばかり見ているから、それが当たり前になって素顔が見えていない」と。 確かにそうだなーと共感したとともに、少しでも早くマスクをつけなくてもいい時代になればと願うばかりです。 さて、前回は股関節の整形外科

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知っておきたい末梢神経の解剖学

リハ塾の松井です! 腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、神経根や末梢神経が痛みなどの機能障害に関与する場合、神経系の解剖学の知識は必須です。 何となく、「神経が圧迫されるから痛いんでしょ?」という理解では不十分です。 そのような理解では、結局何となくストレッチして、何となくマッサージして、何となく筋トレして、というような内容で終わってしまいがちです。 そして、患者さんの痛みもあまり変わらないという残念な結果になってしまいます。 そうならないためにも、まずは基本的

筋緊張が高いを理解する

リハ塾の松井です! 運動器でも脳卒中でも、筋緊張が高いことが原因で痛みが出現したり、可動域制限や筋出力低下をきたす方はおられますよね。 なので、筋緊張についての理解を深めることは重要なポイントになります。 今回は筋緊張異常を起こす原因を整理しつつ、臨床で活かせるポイントがないか考えてみます。

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末梢神経の障害で起こる4つの生理学的機序

リハ塾の松井です! 坐骨神経痛や手根管症候群など、神経による圧迫で痛みが出現している方のリハビリを担当する機会ありますよね。 坐骨神経痛なら梨状筋のマッサージやストレッチしたらいいんでしょ?と思うかもしれませんが、それだけではあんまり良くならない方も多いですよね。 そんな方は神経の圧迫でどんなことが起こっているのか、一度深掘りしてみると良いと思います。 ということで、今日は神経の圧迫や摩擦などの機械的ストレスで生理学的に何が起こっているのかをまとめました。 神経障害

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股関節の整形外科テストと応用方法

火曜日ライターの松井です! 最近、前々から気になっていた「ブルーロック」という漫画を衝動買いしてしまいました。 FWに焦点を当てたサッカー漫画で、よくある青春スポーツ漫画とは違う切り口で書かれていて、斬新でした! また、ただのスポーツ漫画ではなくて、何百人もいるFWから頭一つ飛び出るには自分の武器を明確にし、そこにさらに何かを掛け合わせることで、より強いFWとしての個性を出していくという描写があります。 そして、それはその時々のシュチュエーションで掛け合わせるものが変化

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運動機能は感覚とセットで考える

リハ塾の松井です! 普段の臨床では歩行障害などの運動障害、筋力低下などの機能障害に対して介入することが多いと思います。 そんな運動機能を考える際、運動だけでは50点で、感覚まで考えて100点となります。 (厳密にはこの2つだけではないですが…) 運動には必ず感覚の影響があり、今日はそんな感覚と運動との関係について解説します。

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肩峰下インピンジメントを評価する4つのポイント

リハ塾の松井です! 肩峰下インピンジメントを呈する症例では肩甲骨のポジションが重要です。 ・肩甲骨のアライメントがどうなっているか ・肩関節運動時に肩甲骨はどう動くか ・肩甲骨をどう動かすと痛みが軽減するか この辺りを考えつつ介入することがポイントになります。 今日は文献をふまえて肩峰下インピンジメントと肩甲骨との関係を紐解いてみます。

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膝OAの痛みは一般的な筋骨格系の痛みではない

リハ塾の松井です! 臨床では変形性膝関節症(以下、膝OA)の保存療法の症例やTKA術後の症例を担当する機会は多いと思います。 膝OAは外傷などによる急性痛と違い、長い経過を経て慢性痛となっている場合が多く、急性痛とは考え方を変えないといけません。 今日の記事は、保存療法やTKA術後も痛みが長く残存しているような症例に悩んでいる方に読んでほしい記事となっています。 膝OAの痛みは何故起こるのかと言うと、大きく以下の2つがあります。

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踵と膝の違和感がある症例の問題点のリーズニング

リハ塾の松井です! 今日は自分自身の症例報告を。笑 去年の夏くらいから左足第1中足骨-第2中足骨間に荷重時痛があり、それは治ったのですが、今度は踵と左膝の違和感が出現して今にいたります。笑 そのうち治るだろと思ってほっといたんですが、治らないんで自分自身の症状を考察した過程をつらつらと書いてみます。 主訴:左踵の違和感、左膝の違和感 左踵の違和感は踵の真ん中が出っ張ってる感じが強く、真っ直ぐ立ってる感じがしない。 左膝の違和感は膝がはまってない感じが常にあって、コ

肩関節拘縮の考え方〜アプローチ編〜

火曜日ライターの松井です! 全国ニュースにもなってましたが、北陸は大雪で大変なことになってます。 幸い、僕の住み地域では雪による被害はそこまで大きな被害はないですが、コンビニやスーパーには商品が入ってこず、どこも品切れ状態みたいです。 富山県や福井県は雪による車の渋滞で車の中で朝まで過ごす方も多かったみたいで、本当に大変だったと思います…。 とりあえず、事故だけはないように過ごしたいですね。 雪の降る地域にお住みの方は引き続きお気を付けください! さて、今日は先週の肩

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ブリッジとテンタクル活動から考える筋活動

リハ塾の松井です! TwitterでKonumaさん @PTBC8 がこんなツイートをしていました。 臨床では杖や平行棒など支持物を使って歩行練習などをすること、あるいは杖など歩行補助具を使って歩行する方を対象とすることは非常に多いと思います。 僕自身、臨床でも杖など支持物を強く握り込まないようにとか、杖歩行中に上から引っ張られるようにとか、キューイングを出したりしますが、こんな風に言語化してるのを見て、頭の中が整理された気がしてすっきりしました。 今日はこのツイート

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