見出し画像

人生(じんせい)

私の名前は光です。
お兄ちゃんの名前は仁愛の仁に誠と書いて仁誠(じんせい)と読みます。
お姉ちゃんの名前は未来と書いてみくと読みます。

3人合わせて『未来と人生が光り輝きますように』という意味があります。
私はこの意味をかなり気に入っています。

そんなことは関係ないのですが私の人生にまたもや転機が訪れました。

ここ1年間くらい転機に転機を重ねまくりお陰で今私はどこに向かっているのかわかりません。でも楽しいのでマルです。

私は今年の秋に卒業をする予定だったのですが、なんやかんやありまして5月からまた半期休学をして後期で卒業することになりました。

こうして私は無事大学に5年間在籍することになりました。

そのことを両親に伝えるためにお父さんに電話をしたのですが死ぬほど緊張しました。怒られたらどうしようと思ったのです。
私は怒られるのめちゃくちゃ嫌いです。特にお父さんに怒られるとなんかもう死ぬんじゃないかと思います。勝手に涙が出てくるし、言い返す言葉も見つからないし、喋れなくなります。

だからビクビクしながら電話をかけたのですが、お父さんは
『光のしたいようにしたらいいんじゃない』と一言。

逆にショックでした。カウンターパンチを食らった気分でした。
ハトが豆鉄砲を食ったような顔をこの時の私はしていたでしょう。多分ね。

そんなこんなで一安心をしたのですが、よく考えてみたら私は22年間生きてきてお父さんに自分から電話をかけたのがこれが初めてでした。
私の中でお父さんはずっと怖い生き物だと思っていたし、私の意見や考えなんか聞いてくれないんじゃないかと思って生きてきました。

けど、この人生の転機が私に何度も訪れ、話をせざるを得なくなってから、お父さんと私のやりたい事などを話す機会が何回かありました。

ずっとお母さんには話せていたけどお父さんには話せていなかったこと。
私のやりたいこと、私の気持ち、お父さんに声を震わせながら話しました。
お父さんは私のやりたい事を『お前の人生なんやけえ、好きなことしたらええよ。その代わり、バイトでもフリーターでもいいから働くことだけはせんといけんで』と言ってくれました。

私は涙がポロポロ、お父さんも涙をポロポロ。
初めて本気でぶつかれた夜でした。

家族って私にとって本当に悩ましい存在です。愛しているのにうまく大切にできない、大切に仕方がわからない。しがらみみたいな存在でした。

でも、でも、やっと大切にできるような気がしています。
上辺の優しさではなく、まっすぐな愛情を注げる気がしています。これは私が22年間生きてきた中で1番の進歩なのです。

とにかく私は今とっても心が軽いし、未来にワクワクしているし、無敵のスーパーマンの気持ちです。大事にしたい存在を大事にできることって幸せだなと思えています。

あと半年やりたいことに向かって全力で楽しみながら進んでいけるヒカルでいようと思います。春っていいね、春ってだけで、めっちゃいいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?