誹謗中傷は許さない、許せない
どんな理由があったのかそれはご本人しか知る由もない。
しかし、ここ最近SNSなどでryuchellさんに対し攻撃的な誹謗中傷が多かったのは事実である。
ryuchellさんの新しい生き方をはじめ、家族の在り方に嫌悪を抱いた人たちの一方的で暴力的な言葉は見るに堪えなかった。
ryuchellさんの訃報を聞き慌てて過去のツイートを消す人たち。
これは罪の意識なのか?
いや違う。
それは保身のための行為でありそこには反省の念など存在しない。
なんとも卑劣な人間だ。
なんとも下衆な人間だ。
何度も言ってきた、だが何度でも言う。
言葉は我々人間に与えられた重要なコミュニケーションのひとつであり我々はその言葉の力に救われ、また励まされることもある。
しかし、言葉は時に暴力となる。
何気なく発した言葉が誰かの心を傷付け一生消えることのできない深い深い傷になることもあるのだ。
SNSで特定の相手を誹謗中傷している人たちは対面で会える関係性の相手に対しても同じように汚い言葉をぶつけることができるのだろうか?
自分の顔を見せることなく名前すら伏せた状態で好き勝手に誹謗中傷している人たちは今一度、自分自身と向き合った方がいい。
昨今、誹謗中傷などによる開示請求で住所、氏名、職業などが判明し慌てて謝罪している人たちの醜態を見かけるが、その人たちの言い訳が「うらやましかった」「むしゃくしゃしていた」「自分より裕福なのが許せなかった」など実に身勝手極まりない言い訳なのだ。
以前、他記事にも書いたが、これはセクハラリプを送る人たちと同族であり、自分勝手な感情を執拗に送られた側の心身的ストレスは計り知れないのだ。
冒頭にも書いた通り今回の悲しい出来事を憶測してもそれはryuchellさんご本人にしかわからないことである。
しかし、事実としてSNSで ryuchellさんに対し誹謗中傷はあったことを忘れてはならない。
ryuchellさん、あなたの笑顔に幾度となく救われました。
ryuchellさん、あなたが発する言葉は何度も何度も背中を押してくれました。
ご冥福をお祈りいたします。
2023.7.12
山上ひかり