華美ではない、シンプルを選択した真意
先日、ジャーナリストの烏賀陽弘道さんとYouTubeコラム「うがや・ひかりのこころにビタミン」という番組を始めました(https://www.youtube.com/watch?v=ob7Idm0nzHs)
今日は何故YouTubeコラムを始めたのか、また動画制作の裏側などをお話しようと思います。
まず何故、烏賀陽弘道さんと始めたのかです。
烏賀陽さんとは、烏賀陽さんの写真作品のモデルとし撮影回数を重ね、交流を深めてまいりました。
その中で、互いに興味があることが似ていたり、また烏賀陽さんが命をかけ福島の現状を伝えていく姿に感銘を受け、性差や世代を越え、様々な経験をしてきた我々だからこそ発信していけることがあるのでは?という考えに至り、烏賀陽さんのYoutubeチャンネル内でこちらのコラムを始めさせて頂いた次第です。
ちなみに今後公開予定のものも含め、予告編3本、全てNo編集、15分間の撮って出しとなっております。
また一般的なYoutubeチャンネルで良く見聞きする派手な効果音やテロップは皆無。過度な照明も焚かず、モデルルームのような値が張るレンタルスタジオではなく烏賀陽さんの自宅内にある一室をスタジオとして使用し収録しております(※通称:烏賀陽スタジオ)
今回、第一回目の予告編をUPすると共に、以下のようなご意見を頂いたのでこの場をお借りしてお答えしたいと思います。
この答えこそが、我々が伝えたかったことであります。
最後までお読み頂けましたら幸いです。
Q1.なぜ他のYoutubeチャンネルのようなタイトルやテロップ、効果音をつけないのですか?
A.単刀直入に言いますと、必要がないからです。
そもそも我々がこのYoutubeコラムを始めたきっかけは、至ってシンプル。
世の中で話題になっている、小さくも大きな問題の「元凶」や「原因」とどう向き合うべきなのか。また令和という生きやすくも生きにくい時代に生きる新世紀担う若者たちへ、昭和、平成を生きてきた我々だからこそお伝えできるであろう失敗談や生きやすくなるヒントなどをお伝えしたいという率直な思い。
「バズりたい」とか「お金を稼ぎたい」などという損得勘定ではなく、至って地味に質素に簡単に…シンプルな考えで始めたからです。
ですから、人の目を引くようなタイトルやテロップ、また動画の本質がよくわからなくなるような効果音はこのYoutubeコラムには必要ないと判断したのです。
Q2. 若い世代に観て欲しいなら若い世代にあったチャンネルにした方がいいのでは?
A.仰る通りだと思います。制作側、広告を打つ側の視点から考えると我々がやろうとしていることと、出来上がった動画のクオリティがちぐはぐに見えてしまうのは最もだと思います。貴重なご意見ありがとうございます。
しかしながら、先にも書きましたが我々が伝えていきたいことは至ってシンプルなことなので、万人受けを重視したり、見た目にこだわり過ぎた故、時間と労力、また費用がかかってしまい最悪、番組継続の危機に陥る可能性があるぐらいなら、コンスタントに収録し、コンスタントに発信していく方が時間、そして番組制作にかかる費用を有意義に使えると考えた結果なのです。但し、このYoutubeコラムをより良いものにしていくためにも、このようなご意見はとても参考になりますので、何かお気付き点などございましたら引き続きご教示頂けましたらと思います。よろしくお願いいたします。
Q.3 ずっと15分番組なのですか?本編は大体どれぐらいの時間なんですか?
A. 予告編のみ15分となっております。本編はおおよそ60分~になるかと思います。また視聴者様が参加できるような使用も現在検討中ですので楽しみにお待ち頂けましたらと思います。
Q.4 衣装提供をするので、うちの商品を烏賀陽さんや山上さんに着用して頂くことは可能でしょうか?
A. 烏賀陽さんに関しては報道に携わる者としてNGとさせて頂いております。ご了承下さい。また私、山上に関しては放送禁止用語が書かれていない衣装でしたら問題ないです。お問い合わせ、送り先などの詳細はDMなどでお問い合わせ下さい。
Q.5 お二人はお付き合いしているのでしょうか?
A.付き合っておりません。写真パートナーであり人生の良き先輩であります。
Q.6 ひかりさんの鼻はプロテーゼですか?
A.昔から鼻整形の疑惑がすごいのですが(※2ちゃんねる時代スレッドでも書かれていたほど)残念ながら正真正銘の天然です。ちなみにハイライトはCHANELのパウダータイプのものを使用しております。CHANELのハイライトは優秀過ぎるのでオススメですよ。
Q.7 とても驚いたのですが15分間カメラを回しっぱなしでお話されていたんですね…。最後にキッチンタイマーが出てきた時に本当に驚かされました。今はなんでも編集でどうにかなる時代なのに「生」の「ライブ感」にこだわった烏賀陽さんとひかりさんの熱意に共鳴しまくりました。ご自身の発言に責任がなければ編集なしのものは流せないですよね。その覚悟すごいです。これからも楽しみにしています。
A. No編集にお気付き頂きありがとうございます。烏賀陽さんも私も名前、そして顔を出し発言するからには自らの言葉には責任を持って生きています。烏賀陽さんはジャーナリストとして、私は教育者兼ポートレートモデルとしての自覚とプライドがあるので、そういった意味でも仰るように「生」の言葉を大切にしたいと考え、結果ライブ感ある番組となりました。
皆様の率直なご意見、ご感想はとても励みになりますし、何より沢山の気付きを得ることができます。ありがとうございます。
まだまだ模索しながらではありますが、我々の力だけではなくこの番組を通じ、烏賀陽・山上の思いに共感して下さった皆様と共に作りあげていく、そんな心のビタミンになるような「うがや・ひかりの心にビタミン」通称・ここビタをよろしくお願いいたします。