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【感情と向き合う】朝ごはん完全拒否の1歳児へのイライラ

noteに書くのもつらいけど、自分の嫌なところをしっかり見つめないと。

ぴかり、朝ごはん拒否

月曜からぴかりは風邪をひき、水曜まで保育園をお休み。さて、今日から登園再開という朝なのに、朝ごはん拒否。お水ばかり飲む。なんだよ、お年頃女子の過激ダイエットかよ・・・。ぴかりは、体調を崩すとすぐ食べなくなるのだが、もう熱もないし、しっかり食べないとよくならない。保育園にいったらお昼まで何もたべれないよ。
ここまで全く食べないのは初めて。

何を出しても食べないぴかり。時間のない朝。「何なのよ、困らせないでよ!」とかなりイライラ。落ち着け落ち着けと思うものの、怒り沸騰。食べてくれない朝ごはんが入った食器をそのまま力づくでゴミ箱に投げ込みたい衝動。食器をシンクに投げつけたい衝動。
乱暴に食器をキッチンに置くと、大きな音がする。
あー、罪悪感。ほんと、こんなことしたくないのに。

ほんの数口、どうにか食べてくれたぴかりを保育園に預けて通勤電車に乗った。

イライラしたのはなぜか?感情と向き合ってみるが。

電車の中で、イライラした自分の気持ちをしっかり感じてみる。イライラした原因は何だろう。仕事に遅刻しそうにさせられたから?いや、ちがう。遅刻したって全然気にしない笑。フリーアドレスだから誰も気が付かない。
作ったものを無駄にさせられたから?それも違うなぁ。

「怒り」の後ろに隠れた感情(一次感情)を感じてみようと頑張るけど、わからない。
ただ、怒りを大きな音を出すことで表したかった、わからせたかったという衝動があったことは感じ取れた。けど、表して何がしたかったのか、怒りを誰にわかってほしかったは、わからない。
これ以上考えると、私の場合「思考」に走りすぎるのでここでストップしておく。きっとヒントが降ってくるはず。

「わかってほしい!」と、強烈な罪悪感

仕事を終えて家に帰ってくる。朝のことが思い出される。
ベッドにまぁるくうずくまってみると「わかってほしかった」という言葉が浮かんできた。
あぁ、そういうことか。私、わかってほしかったのか。ぴかりにも、たぶん夫にも。
ぴかりのために一生懸命頑張ってるんだよ、心配だから食べてほしいんだよ、ということを。なのに全然伝わらない。頑張りをわかってもらえない。この悲しさが「怒り」の原因だったのか。

だからと言って、ぴかりに「この怒り、伝われ!」とばかりに大きな音をだす自分は全く許せない。ぴかりに申し訳なくて涙が出てくる。こんなことしたくないのに。こんなことしないママになりたいのに。本当にごめん。けど、それが私。それを受け止めなければ。全然私がなりたいママからは遠いけど、それが今の私。けど、日々格闘しているのだから、今日の私がベストな私。だから、今はこんな私でいいのだと、受け止めよう。つらいけど。

わかってもらう努力。母の姿に重なる私。

「わかってよ!」という自分の願望をかなえてあげられるのは私。だけど、それを叶えるために私は自分の気持ちや努力を、ぴかりや夫に伝えてきただろうか。自分の心の動きをモニターしていただろうか。
夫相手に態度をいきなり変え、わかってよ~話をするのは、なかなかハードルが高い。もともと私はあまり感情を言葉にしない(無意識のうちに感情を抑えてきていたから)。だから、ぴかり相手に初めてみよう笑。素直に気持ちを言葉にしてみよう。

そして「わかってよ!」が爆発する姿が私の母に重なった。母も私に気が付いてほしかったのだろう。
母は、父と夫婦喧嘩すると、散々私に父の悪口をいい、時には私と口をきいてくれなくなるなんてこともあった。あれも、形を変えた「わかってよ」のサインだったんだな。正直に言わせてもらうと、んな態度で「わかってよ」が伝わるわけないだろ、と今となっては思うけど。

あー、もう、本当につらい。「どんな私でも受け入れる」って難しいな。

そういえばの小さな変化

「わかってよ」が根本原因にあるもやっと感情には過去にも向き合った。その時は、「あの夫相手に、私が『わかってよ』なんて思ってるわけないじゃん。大体、あいつに人の気持ちがわかる機能は搭載されてないんだから期待するはずない。私はあいつにそんな甘えた感情は持ってない」と思っていた。全くもって「わかってよ」の気持ちを受け止めることが難しかった。

けど、今回は抵抗なく「あぁ、わかってよ、って思ってるんだな」と感じることができた。これって、私の中の「わかってよ」、もっと言うと「わかってほしいのに誰も私の気持ちをわかってくれない」という観念・思い込みを多少減らすことができてるってことだ。悪戦苦闘しながらも、心のたなおろし、進んでるじゃない。

しんどい気づきとうれしい気づき。変化していくってきっとこういうことだ。

追記:翌朝、やってみた。

昨日に引き続き、水だけがぶ飲みするけどご飯を食べないぴかり。そこで、食べてくれないと心配になるよ、それが伝わらないのが悲しいよ、と言ってみた。そのうえで、ぴかりはどう思う?と聞いてみた。相手は1歳7か月なんだけれども。
でも、昨日のようにイライラが止めようもなくわいてくることはなかった。そして、ぴかりは「バナナ」と答えてくれた 。応答が返ってくるなんて期待してなかったのに。
ということで、バナナを少しだけ食べて登園したぴかり。お昼までにおなかがすいちゃうかもしれないけど、先生には朝ごはんあまり食べてないことは伝えたしきっと大丈夫。
まだまだいつもの食欲復活とはいかないけれど、ちゃんと食べたいもの、食べられるものを教えてくれたのだ。ありがとう。

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