オカメインコに髪の毛を貪られながら
生き物との出会いはいつも突然やってくる。
今、パソコンの上で楽しそうに羽繕いをしている
オカメインコも突然やってきた生き物の一員だ。
そんな私にもある程度の自制心はある。
どれだけかわいそうでも、うちはもう定員オーバーだ。
イケメンすぎるひとが付き合いで合コンに参加したときのように
できるだけ出会わないように努めている節もある。
もし誰かを拾っても、動物だったら動物病院、人だったら
警察署経由で里親さんか飼い主か保護者を探すと心に決めていた。
そんなある日、事務所の窓