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1日12時間以上ゲームをした日々。それによって得たものは自己満足だけではなかった。
ゲームはさせたくない、ゲームさせるぐらいなら勉強させたい。
そんな思いを持っている親御さんも少なくないと思います。
ただ、昨今さまざまなゲームがありますしものによっては子供の社会性や知識広めるために役立つものもあると考えています。
・ゲームばっかりして将来が心配
・心に悪い影響が出ないか心配
と考えられている親御さんにこそ読んでいただきたいと思います。
ゲームは時に知識として役立つ
桃太郎電鉄通称「桃鉄」は日本全国各地に設定されるゴールを目指して遊ぶ双六ゲームです。
地名はもちろんご当地グルメから観光名所まで役に立つかどうかは置いておいて知識を得るという点では楽しみながら勉強できる素晴らしいゲームだと思います。
私が1日13時間費やしたゲームは「FPS」というジャンルのゲームです
簡単にはチームを組んで様々なルールで勝敗を決める、銃やナイフを使って対戦するゲームです。
穏やかではないですね。
やりたいことがなかった私はその世界で強くなるために多くの時間を注ぎ込みました。
バイト→ゲームバイト→バイトその繰り返しで日々が過ぎ去っていきました。
今思えば何ともったいなかったことか…
と思いますが、失ったものだけではないとも思っています。
その時の1日のタイムスケジュールも一緒に紹介していきます。
当時のタイムスケジュール
4:00 起床
5:20 始発電車に乗って出勤
6:00 業務開始
12:00 帰宅
13:00 ゲーム開始
25:00 ゲーム終了(時には朝までやってそのまま出勤)
当時パートとしてスーパーで働いていましたが、それ以外はほとんどゲームしていました。
ドン引きですよね。笑
ただ、その当時はこれが僕のスタンダードでした。
そして、毎日ゲームをすることが楽しみで仕方なかったのです。
気がつけばプレイ時間は1000時間以上でした。笑
後から考えればすごい時間を無駄にしてしまったと思いつつも
その時楽しかった理由の1つに僕のアイデンティティとして大切なものをエタと思っています。
毎日ゲームが楽しかった理由
理由その① オンラインゲームという新たなる世界
オンラインゲームだからこそ、別の土地のネット友達と遊べる。
その当時初めての経験だったのが顔も名前も知らないゲームの世界で知り合った友達と一緒にゲームをしていました。
毎日その人たちと一緒にチーム戦で勝てるように
・作戦を考えたり
・自分のスキルを磨いたり
必死になってゲームをしていました。
理由その② 同年代の友だちと話せる
さらに高校に行っていなかった僕にとって同年代の友人と話せる機会は何よりも楽しい時間でした。
それゆえにオンラインゲームの世界にどんどんのめり込んでいきました。
理由その③ チームで成し遂げた時の達成感
これがゲームエ得た「自己満足」以外の大切なことです。
フリーランス(個人事業主)として仕事をされている方以外は、基本的にチームで仕事をしていると思います。
オンラインゲームの中では勝利するために
メンバーはそれぞれ役割を決め、そしてそれぞれの個性を活かし戦うことで勝利できるように連携をとっていました。
これは仕事そのものだと感じたのです。
何か大きな目標を達成するためにチームで仕事をします。
その中でマネージャーがいたり、クリエイターがいたりそれぞれの役割を全うしながらさらにクリエイターの中でも得意な分野が分かれていると思うので分担して1つの制作物を協力して作り上げそれは世の中にアウトプットしていきます。
それが世の中のため、誰かの役にたつものになっていくのだと思います。
僕は膨大な時間をゲームに費やしてしまうことになりましたが、
その中で知らずのうちに
チームで1つのことをやり遂げることの
・大切さ
・達成感
・難しさ
の虜になっていなのかもしれないなと振り返ってみて思います。
ゲームを将来の役に立つよう大人が工夫してあげる
子供がゲームばっかり心配だという親御さんも多いと思いますが、
ゲームのジャンルややり方次第ではその子のアイデンティティや得意なことを見つけるヒントになり得ると思います。
子供が夢中でやっていることを否定せず、
どうすればそれが将来役に立つものになるかを伝える、試行錯誤してあげることが親としてしてあげられることなのかなと思います。
何かの参考になれば幸いです。