【開催報告】森と畑の子どもキッチン 2019春 day3
こちらの記事は2019年の活動をブログから転載しました
2020年の活動はこちらから
2019年7月15日。
【計7回のレッスン+ワンデイ子どもカフェ】のスケジュールになっており
7月15日海の日に、day3が終了しました。
day1は自己紹介をしてペアさんを決めて2種類のおむすびを覚えるだけで終わりました。
day2は、お野菜を提供してもらっているオギノエンファームでの援農活動。
そして本日day3はそれぞれが役割を担い動く、おむすびを2種、皆でむすぶ
そして「食事をつくる」ということをしました。
そしていよいよ今回から
自分たちで羽釜ごはんを炊けるようにする練習がはじまります。
(Facebookをやっている方は動画をぜひ)
そして、羽釜ごはん火の番チームとは別に
・玉ねぎ
・じゃがいも
・きゅうり
それぞれのチームわかれて作業をスタート
子ども7人+それぞれの兄弟が3人、お父さんお母さん、お世話になっているスタッフの皆さん、合わせて18人分のごはんをつくります。
玉ねぎだって、きゅうりだって、じゃがいもだっておウチの量とは全然違うから思わず投げ出したくなる!
はじめてのことは怖いし!
タマネギ目にしみる〜〜〜〜泣
それでもみんな最後までやりきった!
苦笑いしながら!
泣き笑いしながら!
笑
投げ出したくなっても
みんながいるから
みんなが待ってるから
みんなも頑張ってるから
「やーめた!」って言いたくても言えないー!笑
そしてなんと羽釜ごはんが炊けるまでの約1時間でお味噌汁とキュウリのおかずはできあがりました。(火の番チームは羽釜ごはんをしっかり炊き上げました!)
1時間で、それってすごくないですか?!
まだday3なのに!
しかも18人分の量!
時計を見たわたし、思わず驚きました。
それからみんなでおむすびをむすびます。
2種類むすんで実際食べたら今日は白い方がおいしかった!(前々回は白黒半々くらいだったよね)
お客様に出すのは白おむすびにする?
と聞いたら
「両方出したい!」だそうです。
おぉ。そうくるか。笑
「時間的に今のままじゃ厳しいよ」と伝えると夏休みに練習してくるということになりました。
今日よりも時間が短縮できたら考えよう、と。
そしてday1から2ヶ月が経ち練習している子としていない子の差がついてきました。
練習していない子はわたしにバッチリ見破られます。
遅れをとっていることにも気づきます。
さて今後どう動くかな。
その子に委ねる部分でもあります。(実際本番に間に合うのかドキドキしながらね!ww)
そして全体で気になったのはふりかえりの時間も、レッスンの最中も、声の出ない子が多いこと。
ふりかえりも、発表する、なんて大げさなことではなくてワークシートに書いたことを言うだけ、だったり
「貸して」「ちょっとだけ手を洗わせて」「それとって」そんな小さな声かけなんだけどね。
なかなか今まで機会がなかったのかもしれないね。
11月4日のワンデイカフェはチームで臨まないとならないからチームをつくりあげていくための小さな小さなコミュケーションのファーストステップとして
声が小さくてみんなに聞こえないことや声をかけて動くことについて
わたしからしっかり釘をさされたのでした!(この課題はお母さん達とも共有しました。)
そしてわたしもまた信頼関係が築ける工夫をしていこう、と思うのでした。
『「いただきます」はどうして言うの?』も、考えました。
火の番をしたり
お米を研いだり
野菜を洗ったり切ったりすることは
ひかりと自分を共鳴させる手作業のひとつ。
これは自分を信頼する力を育んでいるプロセスでもあります。
自分を信頼できるからこそ人を信頼できる。
・自分を信頼する
・仲間を信頼する
両輪で進めているのがこのキッチンプログラムです。
そして改めて
子ども達って
ひかりの存在そのものだな、ってしみじみ感じました。
その姿をこんな近くで感じられることがとても嬉しいし、感謝の気持ちがあふれるんですよね、毎回。
子ども達に喜びを与えてもらってるのはわたし。
子ども達のおかげでわたしの魂はめっちゃ喜んでるの!笑
現実としてこのプログラムに参加させることを決めてくれた親御さんがいて
その親御さんの信頼があってこそ子ども達が信頼してくれていることもまた
本当にありがたいなぁと思うのです。
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見学会を開催します。
子どもキッチンプログラムが気になっている方
教育関係の方で、こんなことやらせてみたい、と感じている方
ぜひいらしてくださいね!
8月12日(月・祝)10:00〜14:00頃 SAVE AREA 2階