【開催報告】森と畑の子どもキッチンプログラム〜TANE〜DAY4
いよいよ次はプレゼンテーション!という肝になるレッスンDAY4。
DAY1から、野菜は何を使うのか、味はどうするのか、どこへ行くのかさっぱり見当のつかなかった道筋も、ここまでくると少しは絞れてきた、か?
に見えていたのですが
7人もいると、まぁ、1人くらいは「この味、苦手」「こっちがいい」という意見は出ますわね。
とにかく今回は、プレゼンに出すパンを決めたい!!!!
だったら試作と試食を続けるしかない!
ということでまたまた3組に分かれて、レッツトライ!!!
(バタバタすぎて写真なし笑)
ここまで試作と試食を繰り返し
子どもたち皆、自宅で練習がてら試作も試食もしてきています。(ご家族のみなさん!お疲れさまです!ありがとう!!)
やっぱりレッスンだけでは到底出来あがるわけもなく、自宅での試行錯誤は必須になるのがこのプログラム。
その日に来てるだけではうまくならないのは習い事でもそうですよね。(嶋田家もそうです。通っているだけじゃ、、、ね)
そして材料の分量だけでなく、切り方、煮詰め方、フライパンの振り方、、、、細かく細かく修正し、2つに絞ることができました。
さて試食です。
ある材料の切り方で味が全く変わることがわかったので、使うものは一緒だけど、切り方を変えたものを2種類、つくりました。
あとは中身に入れるものの分量です。
「多いよ」「もっと欲しい」「それはそのくらいがいんじゃない」
見た目から分量を測り、塗っては食べ乗せては食べ・・・
◎◎を○g、●●を○g、◉◉を○gと分量を決めて行きます。
さらに見た目も大事。
こんなのがあるよ、こんなのもあるよ。提示しながら子ども達が選びます。
さてどっちにする?!
中身は同じ。それぞれの分量も同じ。違うのはある具材の切り方だけ。
そんな惣菜パンが2種類できました。
さて、どっちがおいしいと思った?
一斉に手を挙げてもらうからね。1分考えて!
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子どもキッチンプログラムでは多数決で決めることはしません。多数だろうが少数だろうが、意見は意見。ディベートをしてとことん話し合います。
切り方Aと切り方B
さて、どっちが美味しかった?
わたしも入れて
グーが5人
パーが3人。
さぁ、それぞれよいと思ったことを伝えてみよ!
「甘い方がいい」(グー)
「甘すぎないのがいい」(パー)
「食べやすい」(グー)
「食感がいい」(パー)
わかります?
完全に極のこと言ってる笑笑
うーーーん、平行線だねぇ。。。。。
ちょっと休憩がてら、片付けしちゃおう。
・・・と立ち上がった時
ふとひとりの女の子が
両方混ぜたらいいんじゃない?
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!!!!!!!!!!
みんな一瞬動きが止まったよね。笑
なぜかそれ、誰も浮かばなかった!!!!!
・・・ってこと、おとなでもありますよね。
まさにそんな状態。
そうじゃん、そうじゃん、混ぜたらいいんじゃん!
「ずっと思ってたんだよね」なんて言うから
「早くいいなよー」と伝えたら
なんて言ったと思います?
「だって”そんなの”って言われると思ったんだもん」
・・・・・・・・。
言ってくれてありがとねぇ。泣
当然の如く、満場一致で「それでいこう!!!」となりました。
みんなスッキリした顔で片付け開始。(一番安堵したのはわたしであることは言うまでもなく泣)
収まらないなら収まらないままプレゼンテーションでもいいか!と腹を括っていましたが、いや〜、収まるところに収まるものですねぇ。
プレゼンテーションが一発で通るとは誰も思っていませんが(笑)それでもまずはやってみよう、胸を借りてぶつかろう!
きっといちあんさんも、具体的でプロフェッショナルな意見をくださることでしょう!
子ども×プロフェッショナルの化学反応、どんなことが起きるかな!