sixth sense #7
例年とは違い、今年の新年度はコロコロでバタバタしてゴロゴロしたり、多くの人がいつもと違うリズムで春を過ごしている。教育も福祉もバラバラなリズムを刻むなか、今年もひかり屋ではピカピカのニューフェイスを迎えて、様々なドラマが生まれているみたいだ。
先日、ひかり屋メンバーとなって間もない新人のO君が、おもむろにペンを握り、ホワイトボードに何やらスラスラと、お顔の半分以上がお口で、目のイッちゃてる、毛のないキャラクターのような絵を描き始めた。
ご本人曰く、こちらの絵は「サトーさん」を描いたらしく、数日前も「サトーさん」とつぶやきながら「サトーさん」描いていたという。⤵
<眼鏡ありの「サトーさん?」>
ちなみに、ひかり屋において「サトーさん」といえばこの人しかいない。
勘定頭の「佐藤さん」である。もちろん前科はない。
ひかり屋メンバーとなって間もないのに、すでに「佐藤さん」の特徴をとらえ、夢中になり「サトーさん」を描くO君の姿に、スタッフはちょっとだけジェラシーにも似た感情を含みながら、この出来事を「佐藤さん」に伝えた。
すると、
佐藤さん:「O君とはまだ一度も会ったことがないんだよなー」
:「 んー、まー、似てると言えば似てるけど、、フフフッ、、」
大きな声では言えないが、O君がなにげなく第6感を働かせてしまったのか、それとも「佐藤さん」の第6感がO君に絵を描かせてしまったのか定かではない。とにかく近いうちに、二人を対面させその真相を明らかにしたいと思っている。