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【詩】慈愛の言霊・⑱心を抱け

題名 心を抱け

誰もが心に痛み癒せぬ傷背負い
歩みし道で深き悲しみ越えてゆく
そのたび心は悲鳴をあげる
それでも越えた試練の尊き学びが
先の道での己を救う
意味のない人生(ミチ)などない

どうか
辛い時ほど想い出して

弱音をこぼし涙を流す
それは決して弱さじゃない
おのが心の叫びに気付き
悲しむ己の感情をあらわにする
それができるなら何より
強き御魂を宿す己を抱けし強き者

泣いたっていいんだよ
苦しいと嘆いたって
心の叫び無視しちゃいけない
心を壊してしまうから
生きる意思さえ見失う

悲しき嘆きや溢れる涙は全て
君の心が立ち上がる気力となり
前へ進む原動力となる尊き感情

忘れないで

泣かずして嘆かずして
過酷な現世で生きては行けぬ
だからこそ心が叫ぶ時は
躊躇わずおのが心を解き放て
溢れる涙も悲しき嘆きも全て

君の生きる力となる

 


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