【新風三佳】・最終章(希望)
第20章(最終章)・希望
【藻搔き歩む先に希望が灯り
忘れし夢を新たに抱く
眠りし才華よ!! 花開け】
職場探しは役所やその中の福祉課を通して
紹介され始めは身体慣らしからとB型就労所からのスタートとなり!!
その後、自身でB型就労所からA型就労所へと転職し月数万の収入を得る事が出来た!?
だがやはり意欲はあれど
身体が悲鳴をあげる。
特に膝の痛みは【深刻】だった!!
だが決して諦めず痛む膝を接骨院に通い
ケアをしながら職場の担当者の方に現状を
伝え理解して貰い身体に負担がかかり過ぎない働き方をさせて貰いながら仕事をこなす日々が続いた!!!
そんなずっと働く事から遠のいていた私が
職場を見つけ働き出す中で新たな希望(ヒカリ)が見えてきたのである!?
それは⋯創り出す意欲!!
誰かの為にナニかを作り
それが生きる励みとなり
創り出すモノが誰かの癒しとなり
私の生きる為の経済力となったら
どれだけ幸せだろう
それが昔からの【私の夢】だった。
私は昔から文章を書くのが好きで良く
ミニ小説を学生時代に書き友人や学校の
先生などに見せては喜んでいた!!
けれどこの時期は母親(義理)の監視下に
あったが為に書き上げた物が母親(義理)に
見つかればその度に小説は幾度も目の前で
破られ破棄されていた!!
それが私にとってトラウマとなり徐々に文章を書く意欲もなくなって行ったのである。
【その忘れかけていた夢!!】
想いを文字に乗せ創り出す喜びそれが心の
平穏が訪れた事で徐々に種から芽が出るように少しづつ創り出す事への希望を新たに抱き始めたのである。
夫Yさんと暮らし始め家事をこなしながらも抱く理想や志向、想いを文字に込め完成形
ではない⋯いわば下書きの様な文章を幾つも創り出しては残して行ったのである。
まさか
その創り出す楽しみが先の道で新たな
生き甲斐となり世の人の目に触れようとは
この時の私には想像すら出来なかった。
そして夫Yさんが亡くなり
仕事をこなしながら必死に生きるその中で
なぜだか叔父に書き溜めたモノを
見てもらいたい!!
そんな想いに駆られ叔父に見せた事が
キッカケで自身の中に眠る才能を自覚する
事となる。
それは⋯
叔父から返ってきた
こんな言葉から始まった!!!!
『三佳の文章読んだけど!!
才能あるんじゃない』の1言である。
私にさらなる成長を促すスパイスとなった!!
私には言葉を用いて自身の想いや志向を書くのが好きなのだと改めて実感したのである。
いつの間にか昔書き溜めた下書きを
キチンとした完成形に創り直した後は
哲学的な志向の作品や己の中に溜め込んだ
想いを言霊にした小説や詩などが次々と
生まれてくるのである。
私にこんな才能があったとは
自分でも驚きだった!!
まるで湧き水のように言葉と
感情が降りてくる!!
伝えたい意志と強き想いが⋯
不思議な感覚だった!!!
まるで1人で生み出すのではなく
ナニか目には映らぬ大きな意志を
キャッチしその想いを言葉として
組み立てる。
まるで誰かの意志を伝えし
器(ウツワ)の役割を果たしている!!
そんな感じがしてならなかったのだ。
きっと⋯
【コレが私の御役目か?】
それ故に多くの試練を越えさせた!?
苦悩と忍耐⋯その体験せねば生み出せぬ
多くを越え悟らねば受け取れぬ
目に映らぬ崇高な方の言霊伝えし役目!!
【私は器なのだ!!!】
きっと⋯
ようやく見えてきた
なぜ幸福と思える事より
苦難と思える事がこれほど多いのか。
人間の醜さに嫌気がさし
時に命を手放したいと懇願するも
見えない力に引き戻され病んだ心を
人間の労り深い愛情に心救われ
また希望(ヒカリ)を抱く
人間の心の中の光と闇⋯陰と陽
全てを学ばせる為の試練!?
それ故に今までの道で
傷つき⋯奪われ⋯利用され⋯
壊され⋯失う!!そんな波乱の人生を(涙)
与えられたとは!!
なんとゆうハードな人生だ!!
全て過去の道で越えた事が基礎となり
そこから生まれくる言霊には強き意志が
反映される。
そしてその言霊は今まさに絶望を抱き
苦悩する者や傷つき病んだ者達への
癒しとなり導きとなる。
心とは想いとはそれほど尊く
深いモノなのだ!!!
始めから強き人などいない。
誰もが未熟者から始まる。
私もずっと意思の弱い人間だった!!
幼子のまま大人になり⋯その為に苦悩した!!
だがキッカケと強き意志さえあれば
人間はこれほどまでに変われる事も知った!!
【 貴方も自分を信じ
誰よりも己を労り愛して!!! 】
心を喰う化け物や人の痛みに快楽抱く
悪魔の化身に決して負けないで!!!
貴方の心を犠牲に己を保つ者ほど
心は弱く脆いモノなのです。
その事をどうか忘れないでください!!
私はずっと夢見てた⋯
この悪しき思想が蔓延する世で
光の思想を抱き生き続けるは地獄!!
心に温かな想いを抱く者達は
ずっと羽ばたき傷つき疲れ果て
その想いに蓋をし諦め時に
絶望を抱きあの世へと逝ってしまう⋯
それが哀しき現実❢
だが!?
回避する術もあるはずだ!!
悪しき者の餌食になど決してさせない!!
今、心に抱く強き想いがある!!
それは⋯
光の思想を抱く人達に心の休息地を与え
病んだ心や傷んだ翼を回復させ
新たに羽ばたき力強く抱く
その光の思想を現実に反映させ
この悪しき思想が蔓延する世に
新たな変革の風と希望(ヒカリ)の思想を
広めて欲しいと願う想い!!
小さな光も集まれば大きな光となる。
誰しも絶望(ヤミ)ではなく希望(ヒカリ)を求め
生きるモノなのです。
悪しき感情はいずれ己さえ呑み込み
残るモノは深き絶望と後悔だけ❢
【 だからこそ今まさにその心に
光の思想を抱く人よ !!! 】
その抱く想いを尊み!!
そして諦める事なく貴方の中に宿りし
光の才華を咲かせ輝いて欲しいのです。
人は皆、光輝く意志なる翼を
その身に宿しているのだから⋯
【この世まさに生き地獄
されど意志が導く変化の世
闇深き世 光満ちし世
願いし世がこの世を創る】
まだまだ私も道半ばこの先に如何なる道が
待っているのかは私にも分からない⋯
不安と期待を抱きながらも私は目の前の試練をただひたすら越えて行くのみ!!
全て己高めし経験となるのだから⋯
私の経験談が少しでも誰かの生きる励みとなれば私はそれだけで幸せです。
【愛の讃歌】※新風三佳
貴方が貴方である為に
どんな時も自身を労わり愛して欲しい
貴方は何より尊い人なのだから⋯
―終ー