【詩】慈愛の言霊・⑯心の導き
題名 心の導き
澄んだ空のように
抱く心が澄んでいたなら
夜空に輝く星のように
美しき夢を抱けるのなら
この空に絶え間なく昇る
太陽みたく強く前を向いて
生きて行けるはず
ボクもキミも
だから決して言わないよ
辛い時に前へ進めとは
苦しい時は立ち止まってもいいんだよ
生きて行く意志さえ失わなければ
この世で生きる僕らは
皆、傷つく事を恐れるあまり
互いの心を傷つけてしまう
そして利己主義の硬い鎧で
おのが心を護ってしまう
それはとても
悲しく哀れで孤独だよ
人生とは常に迷いし道だし
傷つかずして越えられるモノではない
誰もがおのが人生(ミチ)を迷いながら
その中で多くの闇を越えてゆく
そして
キラキラと輝く宝石より眩い
心光(シンコウ)灯りし人間(ヒト)となる
深海のような深き愛を抱き
雲の隙間から差し込む
木漏れ日のように他者の
生きる希望(ヒカリ)となる
シトシトと降り注ぐ雨のように
病んだ心を潤し心を癒す救い主にもなる
光の御魂(ミタマ)は
多くの痛みと多くの苦難を経て
尊き想いを悟りし光
温もり満ちた慈愛の灯火
抱けぬ者は悪しき邪心抱きし
おのが心に蓋をする者だけ
誰もが心に灯せる明かり
全ては己の意志が導くモノ
君の心はナニを纏う
おのが心を護りし鎧か
温もり満ちた天使の衣か
君の真(マコト)の想いは何処にある