By Your Side - The Black Crowes
お気に入りのアルバムも紹介していきます。
まず紹介するのはThe Black Crowesの『By Your Side』。
The Black Crowes
The Black Crowesは、ブルース色の濃いサザンロックが持ち味のアメリカ・アトランタ出身のロックバンド。ヴォーカルのクリス(兄)とギターのリッチ(弟)のロビンソン兄弟を中心に5人組でデビューし、2作目からキーボードが加わって6人編成に。ハードロックにカテゴライズされることもあり、当時はHR/HMのコーナーにCDが並んでたりしてたので、てっきりハードロック・バンドかと思ってたが違った。
By Your Side(1999)
『By Your Side』は、1999年にリリースされたThe Black Crowesの5枚目のアルバムで、前作からセカンド・ギタリストとベーシストが変わり、レコード会社も移籍して、移籍後初のアルバムである。
収録曲は以下のとおり。
Go Faster
Kickin' My Heart Around
By Your Side
HorseHead
Only a Fool
Heavy
Welcome to the Goodtimes
Go Tell the Congregation
Diamond Ring
Then She Said My Name
Virtue and Vice
①②はブルースハープが入っているけど全然ブルースっぽくないアップテンポのロックナンバーで、のっけからノリがいい。
③⑤はたしかシングルカットされたと記憶しているが、どちらもソウル&ゴスペル色が強いミドルテンポのナンバー。
④は最もブルース色が濃い曲。ギターリフがかっこよく、アルバム中で1番好きな曲。
⑥は文字通りヘヴィなリフだがソウル&ゴスペルがミックスされて、ハードさとポップさが混じった曲。
⑧はファンクっぽく、⑨はR&Bっぽい。
アルバム全体としてはストレートなロックをベースに、ソウルやゴスペルっぽいコーラス、曲によってはブルースやファンクの要素もミックスされていて、ブルース色が濃かった前作までと比べてポップな印象が強い。
そのため賛否分かれるが、The Black Crowes初心者には1番聴きやすいアルバムだと思う。実際、私がThe Black Crowesのアルバムを買ったのはこれが最初だったが、すぐに気に入ってヘビロテしてた。当時はまだブルースロックにはまってなかったので、入門編としては正解だったと思う。ちなみに次に買った『Amorica』は当時は良さが全然分からなかった。
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