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ばけがく

□狸の化学(ばけがく)
 人や物に姿をかえること。擬態はカメレオンなどにも使えるが、化学が使えるのはタヌキ、キツネと一部のネコのみ。

□精油の化学(かがく)
 精油の芳香成分の特徴を、化学的に理解するための知識。

こんばんは。インストラクター試験に向けて勉強中の たまいです。+年間300冊読破に挑戦中です。

今日は精油を化学的に学んでいく、精油の化学の基礎知識についてアウトプット。化学(ばけがく)については、また改めて。

■ 成分を化学的にわける。

精油の芳香成分は、炭素水素の結合様式で分類すると、脂肪族化合物、テルペン化合物、芳香族化合物に分けることができます。

そのうち、脂肪族化合物はおいておいて、ほかの2つをみていきます。

□ テルペン化合物
無色で揮発性のイソプレン(CH2=C(CH3)CH=CH2)が複数合成されて出来た化合物。これに官能基が結合したものも含めて、テルペン化合物という。

・イソプレン
 不飽和の鎖式化合物。天然ゴムの構成分子で、揮発性、刺激臭がある。

・モノテルペン
 イソプレンが2個結合したもの。揮発性が高く、においはそれほど強くない。

・セスキテルペン
 イソプレンが3個結合したもの。モノテルペンと比べ、分子量が大きくなるため揮発性が低く、においは強く、酸化速度は遅くなる。

・ジテルペン
 イソプレンが4個結合したもの。沸点が高く、水蒸気蒸留法ではなかなか得られない。

□芳香族化合物
 ベンゼン環とよばれる炭素骨格をもつ化合物。これに官能基が結合したものも含めて芳香族化合物という。においが強いものが多く、酸化などの化学反応が起こりにくい。


ゴム、またはガス臭とも言われる刺激臭のあるイソプレンが、結合すると「いい香り」になるのが面白いなと思いました。


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