髙城 光
たかしろひかり。都内の大学で働きながら、古い印章や篆書体の研究をしています。漢字書体の遍歴を、タイポグラフィ史と結びつけたい。
学びて思わざるものはすなわち昏(くら)し。思いて学ばざるものはすなわち危うし。twitterID→@hika_taka
最近の記事
-
「鳥蟲篆における字画と屈曲の変化について—小篆との字形比較の報告—」(第1回 日本漢字学会 研究大会 ポスター発表記録)
2018年12月1日・2日に京都大学で行われた、第1回 日本漢字学会 研究大会でのポスター発表を冊子にまとめた。鳥蟲篆(ちょうちゅうてん)の字形がどのように変化され、装飾されているのかという調査。会場で配った冊子に、会場で出た質問と回答を追加した。(あと、恥ずかしいので顔写真を消した) 鳥蟲篆は装飾や変形が激しく、印面のなかで文様のように見え、とても読みにくい。そのような字形にそれぞれの文字本来の字体がきちんと保持されていることがわかれば、鳥蟲篆が「文字」として機能するため
-
-
-
-