
脳卒中リハビリの現状
hikari整体サロンのよしながです。
ここ最近、本当にあっつい(暑い)ですねー。
みなさま、体調崩されていないでしょうか。
毎年、毎年、今年の夏は暑いと言っているような気もしますが、
今年は本当に暑いです。。
屋外でお仕事されている方はもちろんですが、屋内におられる方も熱中症や脱水症には気をつけたい季節です。
(喉が渇いていなくても、水分補給、こまめにしましょうね)
さて、先日、所属している日本心臓リハビリテーション学会から、
脳卒中と心血管病の維持期・生活期リハビリガイドブックが送られてきました。

疾病管理や予防に、内服コントロール、生活習慣(食事・運動・睡眠・嗜好品・口腔ケア・体重コントロール)などが重要であることや、諸々書かれています。
書かれていた内容を、一つピックアップすると、
回復期リハビリテーション病棟協会を通じて行われたオンラインアンケートによると、脳卒中の維持期・生活期リハビリが必要と思われるものの実際には施行していない患者群が、若年者(20歳以下)ほど多く20%を超え、その他の年代でも20%近くにのぼるとの調査結果でした。
ショック・・・20%は多過ぎますよね。。。
確かに。発症から180日を超えても、外来でリハビリを続けられるところは、そもそも多くなく、期間が限られていたりしますし、ずっと続けていくことができる場所は少ないです。
また、介護保険は訪問リハビリやリハビリ強化型短時間リハがあるといえでも、仕事との両立やご自身にあったサービスが見つからない、知らない、経済的な事情や物理的な事情などから、サービスを受けることが難しい方もいらっしゃいます。
としても、20%もの方が必要なリハビリを受けられていないというのは切ないです。。
病院にいる間にソーシャルワーカーさんに相談したり、ケアマネージャーさんに相談したり、地域の開放されているリハビリ施設、自費リハビリ施設なども探して、うまく利用しながら、必要な方、特に、リハビリを受けたいと望んでいる方がリハビリを受けられるといいなと思います。
(今後、保険診療でリハビリ期間が延長されることはコストの面からもほぼ無いと言えるでしょうし、介護保険も人手不足や診療報酬の算定の引き下げなどから、全員の希望のままに叶えられるのは難しいようにも思います)
周囲から働きかけてもらえると本当にいいのですが、情報を収集してご自分のことを守ってもらえると良いなと思います。
hikari整体サロン
吉永光恵