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治療用装具 (独り言。。)

毎日、お疲れ様です。
よしながです。

ここ最近で、hikari整体サロンにお越しくださる方の
足の装具(下腿装具)を新調する機会が何度かあり、
思うことがあったので、すこーしだけ 独り言を書いてみます。

Aさんは、
現在、装着し使用している装具(1年半以上同じ装具)を、「小さいものにしたい」という要望があり、
(装具を小さくするということは、一般的には、身体機能に求められる能力は高まるため、同じ身体機能では歩行の難易度が上がります)
身体能力の向上が見られより小さな装具でも歩行が安定し、
今の装具で1ヶ月前の歩行速度と 新しく作りたい装具での歩行速度が同じまでになり、よし、新しい装具を作成したいねということになりました。

保険適応となるには、
医師が「必要と認めたもの」じゃないとだめなんですよね。
早い話、
結局のところ、医師に「だめ。今のままで。」と認めてもらえなかったんです。

Aさんのご要望から、担当の義肢装具士さんに身体状況の現状と希望をお伝えしていたので、義肢装具士さんから「自費でだったら、作れますよ」と言ってくださったそうです。

と、こんな風に、ご本人が希望する装具が認められないこともあります。


他の方の話でも、
入院中に、
「屋外用の靴と一体になっている金属の支柱の装具は、
家の中で履けないし、重たいからプラスチックの装具にしたい
という要望も、
体重が重いから潰れるからだめ」と医師に一蹴され、
(外を歩くなと言うのか、外を歩いた後に一回一回拭いて家の中も土足にしなさいというのか、むしろ家で歩くなというのか。。🗯️)
結局、その方は、その時に自費でプラスチックの装具(タマラック)を作成されたそうで、3年間全く潰れていない(その後はサポーターに移行)上に、医師のオーダーした靴と一体型の装具は全く履かなかった方もいらっしゃいますし、
医師のあんばいって、適当な部分ありますよね。。。(独り言です、本当に独り言。。


「保険で作るんだから、一定の基準は必要でしょ??」
と、思う方もいらっしゃるでしょうけど、
この一定の基準って、実情、医師個人の匙加減が大きい😡😭🤫と、私は思っています。


というのも、実際に、
生活保護を受けている方に対して、ご本人の料金負担がないのを良いことに、
必要のない装具までバカスカ作成している話も耳にしたりしますし。
なんだかなあ。。

そもそも、装具って作成しても
使用されないと意味がない」と思うんです。
医師や医療者が「はい。これ。」と作成しても、1回も使用しなかったら意味はないですよね。(それこそ医療費の無駄です🤫)
(もちろん、急性期にある基準を設けて、治療用装具を作成し、積極的リハビリテーションを行なうことは私は賛成です)

退院して、日常生活はどんな生活を送っていて、(家の中で生活することが多いとか交通量の多いところを歩行するとか、階段をよく使うとか)
ご本人の要望を聞いて(家では装具は履きたくない、もっと足首を安定させたいとか)、その上で客観的な意見をお伝えしつつ
ご本人を始めとして、医師と義肢装具士、理学療法士などが相談し、
その上で、決めて行くことができたら理想的だなと
私は思います。


今回のAさんの場合にも、
「治療用」装具、だから認められていいと思うんですよね。
というか、
違う医師だったら、全然認められたりするんですよね。


ここから更に、独り言です。本当に独り言。🫣🫣
治療用装具作成時保険適応が認められなかった場合に、
他の病院や他の医師に相談する場所を変えるだけで保険適応になることがありますよ。🤫🤫


必要な人に、必要なものが適切に手に入ると良いなと思っています。


装具を作成するにあたって参考となる資料を載せておきますね
2023.4「療養費の支給対象となる既製品の治療用装具について」の一部改正等について
https://www.saitama.med.or.jp/hoken/iryouhoken/2022/200.pdf

補装具支給制度ハンドブック
https://www.jspo.jp/pdf/guide-hosogu.pdf



hikari整体サロン
吉永光恵

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