地上へ一時的に戻るたましいの方々 Ⅰ
◇はじめに◇
※すべての方の人生には、たくさんの方々の大切な思い出やお気持ちがあると思います。
存在さんの許可とお気持ちを尊重して、丁寧にお伝えさせていただきます。
◇地上のサポートをする方々◇
ある時、天界の地上に近い場所にいる方々のおそばにしばらくいました。
ここにいらっしゃる方々は、ご自身のたましいの故郷へ戻られてから、地上にいる方々をサポートする仕事を希望されてその場所にいらっしゃいます。
そこは肉体はないものの、地上にあってもおかしくない景色が広がっています。
とても美しい場所です。
この場所は、それぞれの役割分担があり、忙しく動かれています。こちらでいう〝食事〟の時や休む時以外はみんなわかれて動いています。
◇久しぶりに地上へ◇
「ぼくは〇〇に行くことにしたよ!」
「それは楽しそうだね」
ある時、普段は別々の場所で動いている方々が集まって話していらっしゃいました。とても珍しいなと思って近づいていくと、笑顔でご挨拶してくださいました。
「どちらかに行かれるんですか?」
「うん、この時期(地上へ)は戻るんだ」
集まっていた6人くらいの存在さんたちはニコニコ楽しそうに話しています。
そうか、やっぱり地上にいたことのある方々は時々地上に戻られるんだな……
その時に、ふと思いました。
今、地上にいる方々はご先祖さまが戻ってこられると思ってお迎えしていらっしゃるけれど、こちらでは、生まれた時代も場所もたくさん思い出すから、どうやって行き先を決めるんだろう?
全部回るのかな?
一度にすべての場所に行くことが出来るのかな?
そんな事を思っていると、
「もう、行くね!」
と遠くで手を振っている方がいらっしゃいました。みんな手を振り返しています。
どうやら、いっぺんにではなく自分のタイミングで行かれるようです。
感覚的にですが「3〜7日くらいここにはいないよ!」(その期間、地上へ行ってるよ)という方々が多かったです。
翌日には、その場所にいる方々の人数が少なくなっていることに気がつきました。
よくお見かけする方が3人ほど集まってお話されているのが見えたので彼らに話しかけました。
私 「行かれるんですか?」
A 「いくよ!楽しみなんだ!」
私 「どのくらい行かれるんですか?」
A 「うーん……3日くらいかな」
B 「ぼくはもう少し行ってくるよ、弟と待ち合わせしてる」
C 「いいね、楽しんで!」
待ち合わせをしてお友達や兄弟だったたましいと一緒に思い出の場所をまわられる場合もあるようです。
地上に行くことは、皆さんの楽しそうな雰囲気からとても嬉しいことなんだなという事がわかりました。
◇たましいに人気の場所◇
ご自身が時々地上にいた頃の思い出の場所に行けるとしたら、まず、どこに行きたいと思われますか?
天界の方々のお話を聞いていると、住んでいた場所(家)という方はあまりいなくて、意外にも?!多かったのはお店です!
古着屋さんとか本屋さんが多かったですね。自転車やバイク屋さんとかも行きたいと話されていらっしゃいました。
「馴染みのバーにも行くよ!」とおっしゃられてる方もいました。
「車は乗れないから、服の試着は出来るかな?」なんて笑いながら話していたのが印象的でした。
誰も乗っていない(ように見える)車が勝手に動いたら、地上の人たちがびっくりしちゃうだろうからね……と、皆んなでそのビジョンを見ながら楽しそうに笑っていらっしゃいました(笑)
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普通に会話も出来ますが、誰かの想像したビジョンを共有して見ている場合も多いんですよね。
どのような時が多いかというと、わたしがいた場所の方々は役割がはっきりとあって、それぞれの持ち場があります。
でも、常に同じ方がいらっしゃるとも限らず、その担当箇所が地上的に言う人手不足だと、
《ここに◯人くらい必要だから、来て欲しい!》
とビジョンとともにメッセージを送ります。
行けるたましいは瞬間的にそちらに行ってお手伝いします。
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天界では欲しいものという感覚とは違う感覚で、モノが生み出されます。
でも、地上では欲しいものがあったらお店に行って買ったり、ふらっと寄った場所で素敵な物を見つけたり。
そんな日常が存在さんたちにはとても楽しかった思い出のようで、地上に行ったら経験したいことのようでした。
小さい頃に仲が良かったたましい同士が待ち合わせをして地上で会う場合。
公園とか肉体を持っていた時によく待ち合わせしていた場所のことが多いようで「あそこでね!」みたいな感じで決めていらっしゃいました。
◇たましいが戻る場所と数◇
皆さん、だいたい2〜3の生まれた事のある国をまわられるようでした。
「《楽しかった場所》に行くんだよ!」
と言われていました。
いくつかの時代に生まれていたとしても、やっぱり《楽しかった時代》に行かれるようでした。
次の記事へつづきます。
よろしければ、引き続きご覧いただけましたら嬉しく思います。
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